昔、年末のバイト激務からバックレたい友人が我が家に転がり込んで来た。
彼はかなり精神的に追いつめられており、愚痴をタラタラ述べた後、誰にも見つからないところへ逃げたいといっていた。
僕も特に予定も無く、学校も行く気もなかったので、冗談っぽく四国に行こうと提案。
精神を病んでいた友人も即快諾。
その日のうちにフェリーに乗船。そしてうどん食べまくり、一泊。
さっきまで家にいたのに、晩になったら冗談が現実になっていた。
めちゃくちゃその事実に感動した。
それと同時にやる気があれば何でも出来ることが分かった。
深夜の駅前の街の人っ子一人いないあのエモさは忘れられない。
ロクヨンのマリオのお城のマリオ以外誰もいない孤独感みたいな。
そしてpsの怪作、lsdの彷徨うあの感じ通ずるものがあった。
いわゆる裏側みたいな感じが好きだ。
レースゲームをしてても、コースの外に出たくなる。
目には見えてるけど行けない。多分いったとしても何も無いと思う。
けど、なんかロマンを感じてしまう!
初代ポケモンの壁抜けの裏技で行けないところにいったけどすぐバグる切なさ。
入れない建物の中身とか考えるとめちゃくちゃセンチメンタル!
あいつら主人公の見てないときに裏口からささっと買い物とかいってると思うとエモいすわ。
デバックモードに侵入したい。