バンアパ六枚目のアルバム。
今回は全曲日本語+インスト一曲。
一個前のシングルから日本語にシフトしていったけど違和感無し。
逆にこっちの方が好きなんじゃないかと思う。
それにしても六枚目のアルバムなのに毎回前作を上回ってくるのは凄い。
今回は斜め上を行かれた感じで新境地を垣間見た気がする。
それでは全曲の感想を。
M-1 いつかの
導入っぽいシンプルな構成。
段階的に盛り上げていき、最後に最初のアルペジオに戻ってくるのがシャレオツ。
M-2 ノード
一発でグッとくる。
ライブで一曲目からの流れでやられたら最高に盛り上がりそう。
サビ前のせりあがる展開とかサビのせわしない感じがツボ。
静かなる必死感がヤバい。
M-3 仇になっても
step upを低速再生したぽい感あるけど全然別物。
サビ前のベースの甘い感じが好き。エモい。
曲全体に漂うのっそりとした感じもいい。
M-4 夜の向こうへ
今のところ一番グッと来てる。
バンアパっぽさもありながら何故か懐かしい様なメロディ。
こういう曲を待っていた気がした。
パワプロのメニュー画面のBGMみたいな爽やかな展開がマジでツボ!(2分45秒〜 )
「家〜家〜家出〜♪」とか冷静に考えると面白い。
M-5 12月の
スルメ曲。
日本詩なのでついつい口ずさみそうになる。
ボタン雪が降ってるのをこたつに入って眺める冬休みの午前中みないな感じ笑
M-6 AKIRAM
いわゆるゴルフ感。
あとなんかに似てる。
Bメロのギターのメロと歌のメロの絡みが絶妙にださくていい。
一旦終わったと見せかけてからのフェードアウトしていくフレーズが何か笑える。
バンアパって最後の最後に突如ムリクリな展開でフェードアウト好きだよな笑
M-7 明日を知らない
弾き語りのような落ち着いた曲。
イントロのギターソロが一瞬カントリーっぽい。田舎の牧場。
荒井さんのソロが元ネタだと思われ。
M-8 師走
空前絶後のインスト曲 !
プログレっぷりが最高。
前のヒーリングミュージックのような曲からの流れ狙い過ぎ笑
マヌケなフレーズのゆったりな展開からの突如加速はライブ映えしそう。
絶対ベースの人が作ったんだろうなーって感じがします。
中盤の三国無双みたいなところが堪らない!
後半の展開なんてマジでそっち系のバンド。
個人的にはこういう曲好きなので毎回一曲こういうの入れてほしいです。
エレクトロキューション250を何となく連想。
M-9 泳ぐ針
浮遊感のある曲。
歌詞が素敵。なんかエロい。
M-10 black
C.A.Hやbindを思わせる汗臭い男っぽい曲。
kwsk全開でかっこいい。
でもサビは爽やか。
M-11 ARENNYAで待ってる
泣きそうになるほっこりとしたギターの感じが最高。
いままでのバンアパっぽい曲。
サビが好き。爽やかなメロディーに「クソが〜♪」は爆笑。
こちらの曲も懐かしい感じがします。
M-12 アウトサイダー
1000 light yearsとかrays of gravityみたいな疾走感のあるナンバー。
多分kwsk曲でしょうな。
M-13 8月
エモい。最後にふさわしい曲
誰もいない住宅地の昼下がりみたいな感じ。
全然知らない街を散歩する的な。
サビがいい。
コレも凄いキテマス。
M-14 outro
アコギ曲。
このアルバムの曲を断片的につなげて再構築した感じ。
そのままフェードアウトしていく感じで終わった後の余韻タイムたるや。
総括として日本語のせいか今回は全体的にエモさが上がっている。
懐メロ感がある曲も沢山。なんかに似ている気がするけど言い表せないのが、まさにエモ。
それと前にあった曲のフレーズっぽいのが沢山あって思わずにニヤリとします。
でも完全に別ものとして仕上がってるのがセンスをビンビンに感じる。
あとドラムがめちゃくちゃ進化してる!
アルバム出すごとに引き出しが増えてて感動。
ベースも毎回ツボをついてくる。
各パート単独で聴けるバンドはなかなかいない!
ヘビロテ必須のスルメ曲ばかり。
早くライブで見たいなぁ。
特にインスト曲なんか笑っちゃいそうで困る。