2013/05/29

飛田新地

大阪ではソ○プは条例により禁止されている。
代わりにマットヘ○スというものがあり、インサート無しソ○プといったところである。
というわけで大阪には玄人ドーテーが多数いると考えられているがそうではない。
ソ○プの代わりという訳ではないが本番okな場所があるのだ。

それが飛田新地だ。

表向きには料亭。
仲居と偶然、恋に落ち本番が可能になるという建前だ。
ソ○プと同じような考え方ですね。
橋下さんが顧問弁護士をやってたのは有名な話で、最近外人記者に突っ込まれて少し話題になった。

大阪の天王寺駅からあべのキューズモールを過ぎ、しばらく歩くと、巨大な団地が見える。
夜になると静寂が広がり、それぞれの家庭の明かりに安心感を覚える。
そこを通り過ぎていき、突き当たりの階段を下る。
淫靡な街灯に照らされたそれは突如として現れる。

現代日本とは考えられない佇まい。
江戸時代の遊郭にタイムスリップしたのかと錯覚する。
そして道行く人々はすべて男性。
なかなかの不思議空間である。

そしてすべての料亭は玄関が開いており、必ずババアが客引きをしている。
その店の前を通るたびにババアは声をかけてくるのだが、
ババアは玄関から道に出る事は無いし、自分の店側の通りの奴にしか話しかけない。
統制のとれた明確なルールが法をくぐり抜けている地域らしさを感じさせる。

しかし、道行く人々は余りババアに興味を持つ事は無い。
それにその奥を熱心に見つめている。

そう、奥にはきらびやかにライトアップされた嬢がほほえみながら座っているのだ。
その照明技術はプロ顔負け。安藤優子並みである。
一番人が美しく見えるよう細部まで工夫がされているように感じた。

また、鏡が設置してあり道行く人は嬢の顔を覗き込まなくとも確認できるようになっている。
しかも鏡越しに目が合うと必ずにっこりとほほえんでくれるのだ。
いわゆる営業スマイルも忘れない。

システムとしては気に入った子を見つけたらババアに話しかける。
確か15分一万ちょっとカラだった気がする。
交渉によっては時間をおまけしてもらえる。さすが商売の街大阪である。
高過ぎると思うかもしれない。
しかし、生で嬢を選ぶ事ができるというのはいい。
写真詐欺に合う可能性が無いという安心感。
何より嬢のレベルが高いのだ。
普通に美人なのにこんな所にいると境遇を想像してしまう。

中へ上がると二階へ。
建前としてお菓子とお茶が渡される。
コレに何万も払っていると考えると高過ぎる笑
しかし、そっからは自由恋愛。お好きなように。

とは言っても時間もないのでかなりシステマチックに事は行われる。
イチャイチャ感みたいなものは余り味わえないので注意してほしい。

終了するとあめを渡される。
どうやらあめが終了の合図らしく、遊郭を歩いていても他のババアは声をかけてこない。
なので飛田に行った際は、あめ玉を舐めているやつをチェックした方がいい。
そいつの顔はどこか満足げな笑みを浮かべている笑


という訳で大阪に来たら飛田によってはいかがでしょうか?
風俗目的でなくても見てるだけで楽しい街です。
前述したように飴をなめとけばノンストレスに散歩を楽しめます。
でも何周もしてるとババアに覚えられて「三周目やで」とか言われます笑

通りが何個もあり、めちゃくちゃかわいい子がそろう青春通り、熟女や下手物盛りだくさんの妖怪通りなんてものもある笑
たまにこいつ受付ババアじゃないの?思ってしまうババアも現役でならんでいる。

ここで御法度なのが写真撮影。
街の至る所に看板があり、撮影すると怖いお兄さんがでてくるらしいです。
ネットには飛田に潜入したような動画がたくさんあるのでそれで我慢しましょう。

団地から階段を下っていくところにエモさを感じます。
飛田新地は周りに比べて一段低く、堀のようになっています。
一方は幸せな家族が暮らす住まい。
階段を下っただけで活気あふれる夜の町。
その二つを隔てる壁は嘆きの壁とも言われているらしいです。
あのギャップは千と千尋の世界に行けるトンネルを通ったような気分になれます。

また普通に食事できるみせもあり、千ちひのモデルにもなったらしいです。
僕がいったときはしまっていたので良くわかりませんでした。

あとおもしろエピソードとして、夕方七時前になると中高生の下校時刻となり、
普通に自転車で部活帰りの奴らが走り去っていきます笑
やんちゃな中学生だと「ブスばっかー!」と絶叫しながら通過していくのが爆笑。
そういう純粋な若い世代と出会うと自分の穢れさがより実感できます。

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