2013/07/17

目薬の味でご飯は食べれない

目薬が嫌いだった。
目に直接、液体をたらすという行為に対して苦手意識がある。
何かの拍子に眼球が破裂しそうなあの緊張感がダメなのだ。

しかし本当に嫌いな理由はもう一つある。

目薬を上手に入れれた試しが無いのだ笑
どんなに頑張っても必ず最初の一滴は失敗して、涙袋当たりに付着してしまう。
パワプロの落下点表示無しでフライをとるあの感じである。

幼少の頃、目薬は必ず親に入れてもらっていた。
自分でやると必ず失敗するのでそのリスクを抑えるために。
そのせいで、目薬を入れる訓練をしてこなかったのだ。
当然、今でも目薬を上手くさす事が出来ない。
ゴールデンエイジの頃に何もしなかった事にとても後悔している笑

もう一つ致命的な理由として、目薬を飲んでしまった事が挙げられる。
たまには自分でさしてみようと思い立った小学生のある日、
普通に失敗しその垂れた液体を飲み込んでしまったのだ。

確か織田裕二の爽快な目薬だった覚えがある。
アレは墨汁にシーブリーズを混ぜたような味がする。
そのトラウマティックな味は今でも忘れられない。
うがいをしても口の中に味が残り、嗚咽が止まらず、さらさらの唾が永遠に流れてくるのだ。
それ以来、決定的に目薬が嫌いになった。

そして今日、初めて自分で目薬を買った。
テスト期間で徹夜の日々が続くため、
何か対策しようと思い薬局に行ったところ偶然発見した。
過去の自分に打ち勝つ意味合いもある。

そして運命のリベンジマッチ。

もちろん一発目は普通に失敗笑
顔面上に滴り落ちるあの液体感がトラウマを蘇させられる。

でも試行錯誤を続けるうちに成功した。
爽快感が堪らない。
何故今まで苦手だという理由でコレを使わなかったのか非常に後悔している。
朝とかコレ一発で起きれる。最強過ぎる。

なので今日から目薬大好き野郎になりました。
トラウマって割とあっさり克服できる。