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2013/06/07

ブックオフの哀愁

久々にブックオフにいった。
勿論目的は立ち読み。
まだ見ぬ傑作を探しにいくのだ。

僕は高校のときは部活も入って無く、
友達も居なかったので毎日学校帰りブックオフに直行していた笑
気が済むまでずっとマンがばっか読んでた思い出。
三年間で漫画コーナーの面白いとされている作品のほとんどは読み尽くしたと思う。
おかげで漫画に関しては結構詳しくなれて、それを通じて友人も出来た。
しかし暗黒の青春時代を送ったと言う代償は大きい笑
友人や恋人より漫画を選んだのだ。

そんなこともあり清水国明ばりのブックオフヘビーユーザーを自称している。

とりあえず青年誌コーナーに行き、いろいろ吟味する。
基本的に人気マンガは特集コーナーに移動しているため無い。
パッと目につくのが全国どこのブックオフに行っても定位置にあるおなじみの漫画達。 
存在は認知しているが一生読む事は無いあの漫画である。
一体誰が全巻ちゃんと買って売りに来たのか疑問すぎる。
しかし、ブックオフにくるたびにそいつ等を発見すると安心する自分が居る笑

そんなゴミとともに隠れた名作に出会えるのがブックオフの魅力でもある。
知名度が低いけど面白い漫画を見つけに来ているのだ。
特に百円コーナーは掘り出し物が沢山あってアツい。

今回は土田世紀の「同じ月を見ている」を発見した。  
土田世紀作品のうち「編集王」は読んだが、
他の作品はいい評判も聞いていながらまだ読めていなかった。
嬉しい出会いである。
基本的にこの人の作品はブックオフには無い。
ファン層がバイブルとしてずっと所持する気持ちがわかる。
そして内容もまさに土田世紀!といった泥臭さ。

熱い気持ちになって立ち読みしていたら隣に誰か来た。
冴えない大学生風の奴だった。
彼も立ち読みするのだろう。
僕は他の人が読んでいる本が気になるタイプだ。
自分の好みの漫画読んでると少し嬉しいし、特に可愛い娘がそれを読んでたりしたら最高。

本を読むのを中断して、そいつが手に取る漫画を観察する。
そいつのセンスが試される緊張の瞬間。

・・・!?

なんとそいつはいわゆるクソ漫画を手に取ったのだ笑
(※ココで言うクソ漫画とは単につまらない漫画ではなく、
ブックオフレギュラーメンバーかつ人んちの本棚にあったら嫌な漫画。
ドカベンプロ野球編とか笑)

しかもそいつは一巻ではなく、途中の方の巻を取り出した。
そしてそのまま楽しそうに読み始めた。

こいつ、既に七巻ぐらいまで読みすすめている!
続きを読めるのが楽しみでここまでやってきたのだ!笑
スゲー悲しい気分になった。
例えるなら評判の良くない激安バイキングで幸せそうに食事をする家族的な笑
哀愁感じまくりですよ。エモ過ぎる。

まあ人の感性なんてそれぞれなんで一概には言えませんよ。
でもあんなに沢山漫画があるのに、あえてそれに行く哀愁。
しかもスゲー楽しそうに読んでる訳よ。
小田和正の言葉にできないが脳内で鳴り響いたね笑