2013/12/28

念松

年末ゴミタイムに突入しています。
全く何もしなくてもいい時間を過ごしているのですよ。
思考停止できるのは気分がいいです。心配や不安を全て忘れられる。
三が日ぐらいまではこの肉塊ライフを満喫したいですね。

今年を振り返ってみたりなんかするんですけど、全然思い出が無いね笑
人生史上一番ゴミな一年を過ごしていた気がしますよ。
来年はもっと動きまくる生活をしていたいです。
一年のうち十ヶ月ぐらいはソファの上で過ごしていたんじゃないかと。

このブログを振り返ってみると、今年の三月ぐらいに初めて記事数が211ですか。
一年365日のうち三分の二あまりを費やしていたんですね。
元々春休みがゴミ過ぎて何か適当に始めようと思ったけど続くもんです。
先月辺りから完全に全盛期のモチベーションは急降下していったもののこんだけ習慣的に継続できたのは初めてなんですよ。
これは大いに成長ですよ。

おかげさまでページビューも16万を達成できました。
絶対そんなに見てないと思うんですが、誰が見てるんでしょうか笑
たまにエゴサーチかけるけど全然話題になってねえ!
でもちょくちょく言及してくれる人たちには多謝です。
そういう意見とか調べまくってるからね笑
ネットストーカーの気質満点といったところです。

ただ見られるだけじゃ心もとなかったんで、アフィリエイトなんてもんも設置してみたんですけど、これもそこそこ。
七月当たりに設置してから今月まで累計で一万円近く収益をあげることができました。
まあ、ガチな人からはうんこだと思いますけど、個人的にはなかなか上手くやれたんじゃないかと。
別にこのブログはアフィ目的じゃないからこれ以上は望みません。
あくまでもアクセス数とかと同じで指標の一つだと思ってます。

それよりこの間初めてグーグルさんから振込があってマジで感動した。
おかげでこの三日間全てピザとか出前オンリーで過ごしています笑
そのせいか三キロぐらい一気に太ったけどね!
贅肉三キログラムを一万円で購入してしまったのです。

あとこのブログで一番アクセスが多い記事はやっぱ飛田新地の奴ね!
アクセスの半分以上はあの記事目当てでやって来てます。
エロの力はやっぱり凄いね。
まああの土地自体がメディアで絶対にオープンにならないって特徴があるからだけど。
あとそれに継ぐのがあいりん地区の記事。
やっぱレビューとかレポ系がバンバンにアクセスを稼いでくれます。

それとCDレビューとかも結構人くるね。
僕は他の人のブログとかで作品のレビュー見るの大好きだから嬉しいです。
感想とか感情の共有が手軽にできるようになった世の中万歳ですよ。
ネットの無い頃の昔の人たちはかなり悶々とした夜を過ごしていたんじゃないかと思いますね。
パソコンさえあれば簡単に共有できるのが神過ぎる。

こんなかんじでたまには手のうち明かしてみました笑
この記事はまあ熱心な人ぐらいしか見てないと思うけど、そういう人には感謝したいですね。
というか基本的にそういう奴にしか向けてやってないから!(たまに露骨にアクセス稼げそうな記事書くけどそこはご愛嬌笑)

良いお年を。

2013/12/16

THE MANZAI 2013 感想

やって来ましたお祭りが。
毎年楽しみだけど、今回は特に楽しみでした。

1・レイザーラモン
抽選会でトップバッターに自ら乗り出し、大会をぶっ壊すのに期待してました。
個人的に一番ネタが見たかったのがこのコンビで、どんだけふざけるのかが注目点でしたね。
まあ、結果としては受けては無かったけど、レイザーラモンらしいくだらないネタで良かったですね。
最後のクールポコとか「Rさん、Hさん」、「セイでしょ」、「渡辺美里」等ちょくちょくと。
でも、なんかRGピンの時のくだらなさには勝てないというか、あくまで漫才というルールの中で戦うとそれが爆発しきれてないような感じはあります。
あと、「酔っぱらいやないか!」のくだりはアレ過ぎて正直ビックリした笑

まあ、M−1と違ってTHE MANZAIはお祭りコンテンツだからいいんですよ。
ガチンコの戦いじゃなくて、楽しいパーティーの時間としては彼らは必要。

2・チーモンチョーチュウ
名前は何となく知ってたけど初めて見た。
いかにも東京吉本っぽいかんじのテレビのお笑い好きにはパッとしないコンビって印象。
ネタは鶴の恩返しで後半に一気に長尺でなだれ込む感じのやつ。
そこそこおもしろかったです。

3・オジンオズボーン
ボケの方が適当な事いう漫才。
前とフォーマット同じなら意味ないでしょと思ってみてたら後半からツッコミの方もぶっ壊していく安心展開。
こちらもそこそこおもしろかったです。
というか特に思い入れもないし、印象に残るようなワードもない笑

4・千鳥
何故かなかなかハマれない千鳥。
漫才に関しては爆笑って感じじゃなくてニヤニヤな感じが続く。
ワードもハマる人にはハマるって印象です。
でも、四組の漫才のうち集中してみれたというか、引き込まれたのは彼らの漫才でしたね。
なんかずっとネタを見てたくなる感じ。

多分千鳥が勝ち抜けると思っていたら案の定勝ち抜け。
この時点では凄いもん見た!って感じが無かったような気がしました。

5・学天即
ここからBグループ。
正統派な漫才。
純粋に面白いし、文句はつけれない。
けど、こういうところで勝ち残って行くかといったら微妙。
まあ、力があるからこのまま漫才やり続けて、円熟味を増してほしいですね。

6・風藤松原
ことわざの続きを考える漫才。
「theアルフィー」でグッと心をつかまれる。
ワードのハマりようは抜群だった。
「オレンジページ」とかああいうのが個人的にツボ。
構成としてもかなり意識されていたのでよかった。
安定感あって好きです。

7・銀シャリ
こちらも正統派しゃべくり漫才。
学天即と同じようにこういう舞台では大きくハマる事はない。
でもその中でも今回のネタは少し微妙な気がしました。
まあ彼らも実力はあるのでこういうところででかい結果を残せなくてもok枠ですね。

8・ウーマンラッシュアワー
サーキット一位という事でかなりの期待大。
ここまでまだ爆発する事はなかったので何とか空気を湧かせてほしいという願望がありました。
もちろん最初のパラダイスの件でがっちり掴む。
なんか早口故の情報量のすごさもあってかなり引き込まれましたね。
熱心に見ちゃう感じで最高でした。

後半の「愛犬家」「三重県民」へのシフトが素晴らしい。
少し飽きかけていたタイミングでの絶妙な裏切りがまさに分かってるって感じでした。

もちろんウーマンが勝ち残り。
学天即に一票も入ってないのがちょっとかわいそうでした。
やっぱり審査員の評価は純粋に笑えた派と漫才が上手い派に別れるのね。

9・天竺鼠
こっからcグループ。
まあこいつらといえばシュールなネタなので、いかにぶっ壊してくれるか期待大でしたね。
でもボケの方が初っ端から噛んじゃったので少しぶれる。
ネタ自体もわけわかんねー感じで個人的には好きだけど、発想の切れ端を淡々と並べている印象がありましたね。
構成とか全然考えてないセンスだけの勝負。
ハマる人にはめちゃくちゃはまるけど人を選ぶのはそこらへんからでしょう。

最後のいきなりメタに走る展開は正直笑った。
くだらなすぎて好きです。レイザーラモンと同じであくまでお祭りなのでこういう奴らは必要なのです。

10・non style
またこいつらか…という印象。
というか漫才が上手過ぎてちょっと引いちゃう感じだった。
彼らが勝ち残ってもストーリー的には何の面白みもないのでかなり色眼鏡で見ちゃいましたね。
でも普通に面白かった。

11・東京ダイナマイト
彼らがココに勝ち残ったのはそれなりの理由があるんだろうという事で期待大。
みのもんたネタは最高に笑わしてもらいました。
でもなんかそれだけで普通の漫才の部分がイマイチだった印象もありますね。
最初の年のナイツのノリピーネタみたいにそこまで面白くて、ヒヤヒヤネタで更に笑いドン!ってのには至らなかった印象。
でも瞬間最大風速はここでした。
やっぱ生放送の醍醐味はここにあると思います。

12・流れ星
東ダイの余韻のせいかまったく頭に入ってこず。
というかかなりウケてたけど、あんまり好きじゃないなー。
心の奇麗な人たちのネタというか笑
ぶっ壊すものとかあくどい毒毒しいものが個人的に好きなので彼らのような奇麗な太陽は眩し過ぎます。
大人達がテレビの前ではバカやってるみたいなのを何故かビンビンに感じ取ってしまいました。
でもやっと売れそう。

ワラテンのシステムにがちっとハマったノンスタが通過。
というか女性信者力ってのも加算されたのかもしれません笑
東ダイに決勝来てほしかったので残念でした。
というかノンスタはもういいじゃん!ってのがねー笑
ドラマ性がないのが…

決勝はノンスタ、千鳥、ウーマンのネタ順。

ノンスタはさっきと同じ。
おもしろいし、上手。以上笑

千鳥はもうなんだかやりたいことやったって感じでしたね。
後半ボケたあと自分でニヤ付いてるのがおもしろかった。
笑い飯みたいになるのかなー。

そして満を持してのウーマン登場。
ネタの選択さえ間違えなければ優勝は確実。
フォーマットは最初と同じだったけど、やっぱり途中から変えてくる展開。
この時点で「ハイ、優勝おめでとう!」って感じでしたね。
なんかもう他のコンビを圧倒しているというか、オーラが違った。
勢いが凄かったし、次は何を見せてくれるんだろうって期待感。
文句なしの優勝です。

全体的に面白かったですね。
純粋に笑えるコンビが多かった気がします。
やっぱりお祭りだと実感しました。
純粋にテレビに釘づけになれたし、久しぶりにテレビのワクワク感みたいのが味わえた気がしました。

あと、ジャルジャルとどきどきキャンプとスパナペンチとアルピーのネタがどんなんだったのか確認したい。
ジャルジャルとかアルピーの発想勝負のかましネタってのはどんだけのものなのか非常に興味があります。
スパナペンチは単に気になる。
予選のレポをみるにどきどきキャンプは大集合スペシャルでやったアレかな?

しかし、最後の最後のきよし師匠クオリティーは最高でした。
今日、一番笑ったのはここだと思う笑
やっぱせこいっすわー。

2013/12/12

カーストものさし

動物と子供は人間のカーストにとても敏感である。
幼稚園に保育実習にいった時の事を思い出してほしい。
クラスの中心、いわゆるリア充に属する奴らはやはり子供達に大人気なのだ。
子供こそ人間のオーラとか器をすぐに見抜いてしまうんです。
多分そこらへんのカリスマ経営者の比じゃないと思う。

対して、蔑まれているような非リアたちはどうだろうか。
やはり普段の学校と同じように、子供達は寄ってこないのだ。
なんという悲しい証明であろうか。
強がって「俺子供嫌いなんだよね」とかいっちゃうけど、君も子供から嫌われているんですね。
だから「子供好き」なんて宣っちゃうと、いざ好かれないから大変なんです。
あのセリフはそんな予防線的な意味合いが込められているんですよ。

ホントに子供って敏感にそういうのを察せるんですよ。
最初に対面した時点で、リア充に吸い寄せられていくのが不思議ですよ。まじで。
純粋な心を持っているが故、その物差しはかなり正確だと思います。

ちなみに僕は凄い職人気質で図鑑とかずっと読んでて、一人で粘土ばっか作ってる男の子と見事に共鳴し合いました。
かつての僕に出会った気がしますね、見事にシンクロニシティを起こしている気がします。
まあ類は共を呼ぶじゃないけど、似た者同士察せるんだなーと感じました。
二人でずっと粘土こねてんの笑
お互いに作品を発表し合って、ぶっ壊し合うという遊びがまさにイケて無い奴筆頭な感じがします。

子供もそうですけど動物もかなりその物差しとして有効です。
いけてない奴はとにかく吠えられたり、襲われる!笑
動物園とかでうんこぶん投げられる奴とかいたよね。
負のオーラを察して、敵認定を野生のカンでされてしまうんですね。
何とも素晴らしい能力。

2013/12/11

隠しgoto

隠し事をしながら生きると少し人生が楽しくなります。
ただし、人を殺したとか、壮絶ないじめを受けていたとかネガティブなものは除いて。
何か一つ、ポジティブな事を身の回りの全員にハイドしながら生活する楽しさってわかりませんか?

例えば実は彼女がいるとか、ある分野では凄い人とかそいういのでいいです。
中二ストーリーによくある、「日中は冴えない学生だけど、夜になると能力者としてそっちの世界では名を馳せている」みたいな感じに憧れるのですよ笑
絶対にバラしてはいけません。
何気なく話していて、ふとした瞬間に「こいつ俺が彼女居るってことしらないんだなー。」と思ってしまうあの瞬間がたまらないです。
もちろん、それがバレた時の長期間、騙し通せた!って感じも好きです。
相手からしたら、堪ったもんじゃないと思いますが笑
友情や回りとの関係をぶっ壊すような隠し事は辞めた方がいいかもしれません。

隠し事というか言って無いだけって方がしっくり来ますね。
只聞かれなかったからいわなかった。というシンプルな言い訳が素晴らしい。
これを徹底するだけでミステリアス人間を気取る事ができますよ。
謎の多い奴に憧れがあるのですよ。

ただ問題なのが、こういう自分ルールを課してしまうと自分の事がナンにも話せなくなってしまうんですね。
雁字搦めで非常に生きづらい日常を送る事になります。
なので隠し事とそうでない事のバランス感覚も重要になってきちゃうんです。
あと、「無い事を有る 」っていっちゃうのもダメです。
それだと只の嘘つき野郎になっちゃって、非常に浅い人間が爆誕するので注意してください。

ちなみに僕はこのブログの存在を知り合いにはひた隠ししています。
まあ、早々バレるもんじゃないってのもあるけど、やっぱり恥ずかしい気持ちが強い。
でもたまにはちょっとバレたい願望のような色気が出ちゃう時もあるけどそれをグッと我慢。
何年後かに「実はあのときこんなブログやってたんだぜ〜」ってさりげなくアピールするのが今のところの夢です笑
それか「このブログすげーおもろいと思ってたんだけど、お前だったのかよ!」みたいなバレ方も理想ですね。
自分で書いててださ過ぎる笑

こんな事考えてる時点で凄い徳の低い人間だと改めて実感。

2013/12/10

師走

もう年末。
この前まで糞暑いと思っていたのにあっという間。
年末のあの雰囲気はかなり好き。

というか冬休みってヤバいよね。
特に小学生の時なんて、テンションの上がりようはハンパ無かった気がする。
だってテレビが見れるから笑
朝起きて、家族と飯食って、「宿題しなさいよー」といいつつ仕事に向かう親を見送った後にはもうこの世の自由を謳歌したもんです。
答えてちょーだいを流し見しつつ、fnnニュースになったら作り置きの昼飯を食べる。(あのおにぎりとか前日のオカズとか詰め合わせてあるめちゃくちゃノスタルジーな奴ね)

飯を食い終えたら、いいともを視聴。
なぜか小学生の頃はいいともを見るのがステータスだと思っていた笑
たまにしか見れないからそういう認識があったんだと思う。

そして年末仕様のごきげんようを見終えてた辺りから、段々、テレビに開き始める。
再放送とか芸能ニュースとかまじで興味なかったので魔の時間、つまり魔境が訪れるのだ。
そういうときには、教育テレビに逃走を図る。
学校早退したり、サボった時と同じように、昼間の教育テレビば非常にエモい。
あの感じはヤバいよね。
特に幼児向けのプログレっぽい番組は非常にレベルが高く満足していた。
大人になってアレを見てもまったく意味が分からないところが凄い。
しかもあの狂ってる感じを大人達が狙って作っていると考えるとさらに感慨深いものがある。
メイキングが見たいものです。

んで夕方ぐらいになるといきなり雪が降り始めてテンションがあがる。
あしたはつもるぞなんて思いながら窓から外を眺め続ける。
テレビからは年末仕様のスペシャルなcmとかが流れてさらに雰囲気マックス。
ああ、書いてて当時の事を思い出す。
非常に堪らない。

もう一度、あの頃に戻りたい。

2013/12/08

スレーヴ

久々の更新ですが完全にブログに飽きています笑
というか最近微妙に忙しくなって来たので、更新する暇がないんだよね。
家帰って来ても凄い疲れてるし、やる事も残ってるからこんなくだらない文章書いている場合じゃないんです。
まあ、言い訳なんですけど。

というか書きたい事が余りなくなってきたってのもある。
アンテナ張れて無い状態が続いているのですよ。
ちょっと前までは毎日更新してたけど、あの時はブロガーズハイみたいな感じで毎日書きたい事が湧き出て来たんだよね。
多分、めちゃくちゃ暇だったからあんなに頑張れたと思う笑
ギリシャで哲学が生まれたのはめちゃくちゃ暇だったからというのを裏付けるエピソードですね。
昔のギリシャ人の哲学者ってのは只の金持ちニートなんですよ。
身の回りの事は奴隷に任して、自分は悠々自適に過ごす。
暇すぎる故に、哲学とかいう概念を生み出しちゃった訳なんですね。
だから哲学を学ぶ時は「こいつら暇過ぎたんだなあ」と思いながら学習すると、なんだか切なくなりますよ。

このブログは哲学って訳じゃないけど、暇な時ってのはアイディアとか発想が生まれやすいんですね。
くだんねーこと考えてる奴ってのは心にゆとりがある訳ですよ。
暇というか気の持ちようってのもある。

だから何が言いたいかというと、奴隷制度を復活させろってこと!
あれは素晴らしい。
イメージ的には白人が黒人を買って来て鞭でこき使う、ってのがあるけど実際は全然違うんで酢。
確かにそういうブラック体質なところモあったけど、本当は住み込みのお手伝いさんを雇う感じなんすね。
マネージャーとか付き人が現代の奴隷に近いかもしれない。
でも現代と違うのは奴隷に人権はないんです。
常に主人の言いなりで、自由なんて一つもない。
そりゃ一応人間だから、主人も休ましてあげたりするけど、真のリバティーは望めない切なさがある。
ここをどうクリアするかが現代における奴隷制度復活の鍵となる気がします。

ちなみに奴隷は自分自身を買い取って自由身分を手に入れる事が出来ちゃうんです。
だから奴隷として買われたら一生そのままって訳でもないんですね。
これはなかなかモチベーションになる気がする。

奴隷とはいわないけどマネージャー的な存在が欲しい今日この日頃。

2013/12/01

フィックション

架空のバンドを考えて、勝手に曲とかライブを妄想する事がある。
こういう遊びは凝れば凝る程面白い。
名前は勿論、ジャンルやレーベル、ロゴ、ジャケットデザインまで考えるともう止まらない。
このまま架空であるのがもったいないぐらいのバンドになる。
夜寝る前に、目を瞑るとおもむろにこいつらの曲が再生されるぐらいまでになってしまうのだ。

しかし、曲は頭の中でかっけーのは鳴っているものの、それをフィードバックするスキルは皆無なので永遠にお蔵状態。
デザインも同じ理由で頭の中だけに存在する。
発想はあってもそれを実際に形にするのは相当難しい。
コレが皆様に伝えられないのがとてももどかしいのだ。
もし技術さえあれば!と常に無力さを感じる。
Tシャツとかステッカーはマジで作ってみたい笑

でも考えるだけならば誰でも出来るし、どんなぶっ飛んだ設定でも頭の中だけなら許されるのでたのしいんですね。
自分を楽しませるためのものだから、一番いいものであることは間違いないんです。 
人が満足するかは度外視で自己満足の塊なのですよ。

渾身のセンスで真面目にかっけーと思いついたバンド名でググったときに、実在する凄いダサイv系のバンドがでてきたときは自分のセンスを疑いますね笑
こいつらと同じ発想かよ的な。

2013/11/26

まとめずつらつら書きました

浦島太郎の玉手箱の中身は実は鏡だったという説がある。
玉手箱を開けて不思議な力で一気に老化したのではなく、鏡を見て自分の老いた姿に気付いたというのだ。
なかなか納得できる説だと個人的に感じる。

おとぎ話なんてのは基本的に口答伝承である。
人と人とを通して現代まで伝わって来ている。
その過程には、当時の一般庶民達にも通じているだろう。 
なので改編が何度も行われている可能性が高い。

鏡の歴史をたどると、鏡が広く普及したのは江戸時代からである。
元々、青銅鏡や銅鏡などは古来から日本に普及している。
しかし、それは祭事的な宗教アイテムであり、一般市民の目に触れる事は多くなかったのだ。
だから鏡がどんなものか知っているのは江戸時代までは貴族とか特権階級の奴らばっかの可能性がある。

そして、浦島太郎の物語が載っているのも「丹後国風土記」「日本書紀」「御伽草子」といった書物である。
勿論、読み物なんてものも識字が可能な階級でしか普及しない。

特に現代に伝わる浦島太郎の話として明確なプロットとなるのが室町時代に作られた御伽草子である。
御伽草子というのはその時点での昔話や不思議な話をまとめたものらしい。
つまり、この時点では玉手箱=老化の魔法という認識がある。
そして、その時代以前は鏡の普及はない。

浦島太郎という話を鏡を知っている特権階級にある貴族作家が作っていたとするとどうだろうか。
その話はいろいろな人を通して、盛られたり、ブラッシュアップされて来たのだ。
その途中の段階で、先述した庶民にも触れる。
その段階で「オイ、最後の鏡ってナンだよ?」となる可能性が高い。
みんな鏡の存在を知らないのだ。
落ちに認識に無いものを出された時程、糞オチと叩かれる事は無い。
鏡というテクノロジーが認識されていなかったのだ。

だから人々は納得できるように、ファンタジー脚色を施したのだ。
「変な煙に包まれたら、いきなりジジイになるって面白くね?」と。
そっちのほうが振り切れていて納得できる、SFな方が物語として興味深い。
そういうわけで鏡の存在は抹消され、不思議な力と認識されていったのである。
そしてその形での浦島太郎が普及し、室町の御伽草子にまとめられたのだ。

どうだろうか。
専門的な知識も無いので全て妄想の域を出ない。
ただ、こういう説があってもいいんじゃないかと思う。

亀を助けて、竜宮城という名の近所の島に連れてかれた。
そこでの時間は楽しく、あっという間に過ぎていきついに帰る事に。
当時は時計やカレンダーもない。
浦島は自分の老けを実感できていなかったのだ。
もしかしたら、その島に外部の血を取り入れるために選ばれただけかもしれない。
だからやりまくりで老いを余り感じていないのだ。

そして当時かなりのレアアイテムであった鏡をお土産に受け取る。
竜宮城のねーちゃんはいたずらっぽく「絶対玉手箱あけちゃだめよ」という。
ココには自分の老けっぷりをみたらショック受けるだろうな的なニュアンスがあったのだ。

ついに浦島は鏡で自分の姿を見てしまう。
自分の認識以上に老け込んでいたのだ。
現実を知らせるツールとして鏡は存在するんである。

その他に相対性理論とかタイムトラベル説とかいろいろあるけど、ただ単に時間を忘れて遊びまくっただけなんじゃないかと感じる。
当時のどんでん返しベストセラーのような話だったんじゃないでしょうか。

2013/11/20

フラッシュモブ遭遇記

フラッシュモブと呼ばれるパフォーマンスがある。
発祥は海外で、街中で突発的な集団パフォーマンスを繰り広げ、何事も無かったように嵐のように帰って行くというなんとも外人の好きそうなパフォーマンスである。
例を挙げると、駅前とかの人通りが多いところで一人がいきなりダンス、それに釣られるように1人、また一人とダンスに参加、最後にはみんなで楽しくダンス!みたいなノリのやつです。
最近は日本でも流行って来ている気もしない。

まあ、なんとも幸せで平和的な悪戯なのだが、これが楽しいのは完成度が高く、自己満足で完結してない場合に限る。
何も知らない一般市民を巻き込む以上、それなりのクオリティが求められるのだ。
エンタメ全般に言えることである。

しかし、低クオリティなものに遭遇してしまったときの恥ずかしさったら無い笑
多分、自分のドッペルゲンガーと出会ってしまったときと同じぐらいいたたまれなくなるだろう。
「あいつらそっくり!ドッペルゲンガーだぜ!」なんて知らない人に思われたら最悪にはずい笑

僕がそんなフラッシュモブ軍団に遭遇したのは大学内であった。
確かに大学生がノリでやりそうな行事である。
僕は次の授業が行われる教室へいそいでいた。
若干遅刻ぎみだったのでかなり焦っていた覚えがある。
授業がある教室の建物の前には広場みたいな空間があるのだが、そこに数人がボーゼンと立ち尽くしていたのである。
最初は「サークルかなんかの集まりか?」とありがちな疑問を抱いたが、よく見るとそうではなかった。

二十人ぐらいが石像のように固まって動かない!
いわゆる時間停止系のフラッシュモブだったのである。
初めての生フラッシュモブに若干テンションが上がり、いそぎながらもそこそこ観察した。

しかし、残念な事に人数も少ないし、各々の時間停止したポーズもぶれぶれでクオリティが低過ぎた。
中には恥ずかしいのか知らないけど、ニヤニヤしたり隣の奴と喋ったりしていた低レベルフラッシュモバーも見受けられた。
まだ時間停止系のAVの方がちゃんとしてる気がする。

その低品質な悪戯の間をいそいそと気に留める事無く通り過ぎる一般人。
そしてそこに遭遇してしまう僕。
なんだかそのクソさみたいなのがとっても恥ずかしかった笑
まだクオリティ高いものだったらいいもん見た気にもなるし、ちょっと立ち止まる可能性もある。
でも、こんなクソみたいな時間停止に巻き込まれるのは堪ったもんじゃない笑
どちらかというと「よくこのクソさ、人員の少なさでやる気になったな!」と怒りすら覚えた。
ショボイブッキングライブで目当てでないバンドがスッカラカンの客に手拍子を要求する時のようなあの感情がまさにそれである。
誰も悪くないのにいたたまれない。
客としてそこにいた時には凄い恥ずかしい。
人気商売の悲しい瞬間みたいのが詰まっている気がする。
その感情をまさか大学内で感じる事が出来るとは思っても居なかった。

他の人も全く気にする事なく通り過ぎたりしているのが更に悲しくなった。
人間って冷たい生き物なのですよ。
というか日本人はそういうのには向いてないと思う。
外人と違ってあざとさみたいなのを感じちゃうのはやっぱり日本人だからなのだろうか?
「面白い事やってる俺」感みたいのがビンビンに感じ取られてしまう。
これは僕の心が歪み過ぎているのか。

でも、自分がやる側だったら低クオリティでも楽しいんだろうな笑
コレがクソメンの心理です。

2013/11/15

RiN ハロルド作石

久しぶりに本屋に行ったらハロルド作石の新作があった。
しかも既刊3巻も。
自分のアンテナの低さを呪うとともに、あらすじを見ただけで傑作になり得ると思ったので即、購入。
七人のシェイクスピア休載以降、勝手に消息を絶ってたと思っていたのですが、しれっと月マガ復活しているとは知りませんでした。
シェイクスピアのほうはいつ面白くなるんだろう?て感じだったので新作はうれしい。

お話としてはバクマンに代表されるような漫画家漫画で、イケてない漫画家志望少年に超能力が使えるオカルト少女が絡んで来て…みたいな感じ。
方向性がふわふわしているという印象。

正直、最初の巻とかは展開ベタベタ過ぎて何の感情も湧きませんでした。
普通にこのまま進んでもバクマンとかまんが道の焼き直しでしか無い気がして少し恐怖。
でも話が進むうちに、「トーラス」というワードを巡る謎や、チック君の親戚みたいな奴が出て来たりしてどう転ぶか分からない展開がちょっと惹かれましたね。

まあ、やりようによっては凄い傑作になる可能性も秘めていますが、今のところはまだどっちつかずって感じです。
あくまで漫画家漫画を軸とするのか、それともファンタジー路線に転ぶのか期待したいです。

なんだかんだで小ネタが最高。
BECKにアスレチックスにハッピー三国志というおなじみのワードが飛び出すと無条件にニヤついてます。
主人公の卒業文集の隣の奴が劉備で「漢王朝の復活」とかマジで噴く。
火野も出て来たし、作者の野球知識とかがいい。
主人公の漫画の題材がサバットとかもうね。
ところどころに見受けられるプロレス技のチョイスも絶妙で最高です。

というかハッピー三国志がガチで見たい!笑
ストッパー毒島の続編もいつかはお願いしたいです。

ザ・ホラー

さっき松屋にいった。
自分の隣にとても声のボリュームがでかい女子大生二人組が居た。
ゆっくりとメシを食いたいと思っていたが、アソコまで声がでかいとどうもそっちに引っ張られてしまう。
なので「そこまででかいなら聴かなきゃ損!」ぐらいの精神で全力で聞き耳を立てた。
若干のイライラと興味が錯綜していたのだ。

まず驚いたのが、お互いに相手の話を全く聞いてないこと。
会話のキャッチボールというかレスポンスが全くないか適当なのだ。
一方が話したい事を一方的にはなし、もう一方はそのあとにまくしたてる。
女性はおしゃべり好きと言ったものだがここまでされると脱帽。
逆に相手の事はどうでもいいと思っているその事実に恐怖すら覚えた。

また、相手に確認を全くしないのが怖かった。
とあるテレビドラマの話をしており、「あのドラマは○○だよね〜」と勝手に話を進めて見てる前提のあるあるなどをひとしきり語る女。
それに対して「うんうんわかる〜」みたいな感じに相づちやいかにも分かってますといわんばかりの爆笑をしていた。
しかし最後にその女は「でも見た事無いからわかんなーい」と当たり前のように言い張る。
もはやホラー笑

僕だったら話に付き合ってもらったのに申し訳なくて死にたくなる。
けど彼女達は内容やそれに対する返答なんて期待してないのだ。
単に自分の話を満足するまではなせたらそれで充分なのである。
もはや「会話とは?」という根源的な部分まで遡らないといけない。
当人達もそのような会話をしていて楽しいのだろうか?
そこらへんがとてもインタビューしたかった。

とても腹が立ったのでみそ汁ぶっかけて帰りました。

2013/11/13

ツボ顔

好きな顔というのがある。
別に美人でもないし、可愛くもないのに魅力的なのが特徴だ。
勿論、美人の顔は美人の顔で堪らなく美しく大好きなのだが、そういうのとは一線を期した顔というのが存在する。
うまく形容できないが、「クセになる」という表現が一番しっくりくるかもしれない。
自分の屁の匂いを嗅いだりするときに感じるあの感情に似ている気がする。

例を挙げると、バレーボール女子代表の佐野選手が好きな顔である。
失礼だが美人ではない。
かといって不細工な訳でもない。(ここら辺は好みの問題です)
いわゆる一般人に居そうな顔。
僕はどちらかというと好みのタイプで、とても彼女が魅力的に感じるのです。

顔は性格を表すと良く言われる。
例えばどぎつい性格の人は顔にもそのような兆候が現れるし、ほんわかした人は顔も柔らかい表情になっていくのだ。
この彼女の顔はそんな人となりが凄い分かる感じで大好きである。
ちょっと疲れたような目に若干大きめの鼻。
説明は出来ないけど凄いツボを付いてくる。
愛嬌があるのはすぐに分かる。
それと同時に「この人絶対いい人だ!」という勝手なイメージを抱いてしまう。
もう何と言うか、見た目通りの人に決まってるやん!みたいな決めつけさえも生まれてくるのだ。

多分、いい感じのラインというかバランス感覚を持ってそうな世渡り上手な感じの人だと勝手に予想している。
何か知り合いに1人欲しいみたいな感じだろうか。
まあ全部勝手な妄想なんだけどね。
ココまで彼女の顔を見た瞬間にイメージしてしまうほど魅力的なのだ。

僕もそういうマイノリティーのツボを付く顔になりたい。

2013/11/12

dietは英語で「食事」という意味であるという知識を仕入れた中学生(一年の六月あたり)は母親とかにドヤ顔でそれを披露しがち。それで「アンタは全然太らなくて羨ましいわ〜」みたいな一連のやり取りありがち。

ココ最近ダイエットしています。
とりあえず無理に長期計画をすると必ず破綻する人間なので、十一月中だけはマジでやろうと意気込んでます。
とりあえず毎日プール通いに食事制限と王道な方法を試しておりますね。

しかし、プールは素晴らしい。
運動としてカロリー消費が最も激しいし何と言っても運動中汗ばむ事も無くさわやかな気分で身体を動かす事が出来るのですよ。
泳ぐという行為は全身運動であるし、バランスよく全身の脂肪を落とす事が可能となるんですねコレが。
しかも思った以上に水分を消費するためにプール上がりのアクエリがもはやアクエリではないビール並みの旨さを誇るのよ。
このためだけに頑張れると言っても過言ではないですよ。

しかし、ガチ野郎集団の隣で一人鈍足でレーンを占領しながら泳ぐのは少しメンタルをやられますね。
最近は「速く泳ぐんじゃなくて、痩せるために泳ぐんだ。彼らとはスタンスが違うのだよ」とちょっと悟ったような思想を持ち合わせたので平気になってきたのですが、初期の方は申し訳なさとかダサさで心がいっぱいになり過ぎて大変でした。
これはプール通い最初の難関でしょう。

そして食事制限ですがこれはかなりストイック突入しています。
基本的に豆腐一個かセブンイレブンで買ったサラダ死か食べません。
こんだけの寮だとお腹がめちゃくちゃ好くように感じますが、よく噛んで食べる事によりなかなかの満腹感が誇れます。
やっぱりゆっくり時間をかけて食べると案外少ない量でいけちゃうものですよ。
コレに加えて野菜ジュースをメインドリンクに変更すれば、栄養状態もそこそこ問題なく体調も良好に毎日を過ごす事が出来ます。
野菜にかけるマヨネーズを封印しないといけないのが辛かったのですが、何とかなってきました。

なるべく草食動物感を意識するのがコツです。
あと食べながら「肉を食べるとゲロを吐くのが止まらなくなるが野菜を食べるとなおる人」を想像すると必死に草を接種する気になれるよ。

そんなこんなでリアルヴィーガン生活を実施しているんですがもう既に二週間で五キロ近い体重低下の成果が上がっております。
体系とか顔つき的にはそこまで変化は感じ取れないのですが、朝体重計に乗るたびに前日から何百gと奪われていますと、嬉しいのですが不気味な気持ちに鳴ります。
汗とか熱エネルギーとかで消費されたのだとは思うのですが何百gもモワモワと減っているのが信じられないというか。
自室に自分の元肉塊が漂っていると思うと愛着がわきますね。
目に見えない分身を飼っているような変な気分です。

とりあえずこのペースでいけば半年後には消滅できるのでそれまで続けたいです。
ダイエット中に朝起きたら消滅してたって最高のギャグでありダイエットの証だよね。
ビフォーにダイエット前にデブの画像が映ってるのにアフターでは誰もいない空間だけ映されていて「七十キロのダイエットに成功し、消滅しました。前日まで何とか300gのかけらは残っていたのですが、朝スタッフが駆けつけたときにはもうすでに…」みたいな脚注ついてたら絶対その商品買うよ笑
それが理想!

2013/11/01

国旗フラッグ

最近、国旗にハマりつつあります。
普段何となくしか印象に残っていない国旗だけど、その成り立ちやデザインの思想を知れるとさらに奥深く楽しいんです。
しかもあれってマジでセンスでるわけじゃないですか。
国家を表すものだからそこはいいラインを付いてくる訳ですよ。
ださい奴は終わってるほどださいけど。


中でもかっこいいと思ったのがトルクメニスタンですね。
画像を見てもらえば分かると思いますが、あの細かい書き込み達が非常にセンスを感じます。
紋章は飛び道具として国旗を評価する際にせこいと思われがちですが、ここまでされたら脱帽。
緑を中心にしたシックで落ち着きのある配色もグッドです。
でも調べるとなかなかの独裁国家らしく「中央アジアの北朝鮮」なる異名を持っており、なかなかおもしろ国家扱いされています。
そんなお茶目なところも全て好きです。

もう一つカッコいいのがエストニアです。
バルト三国の一つであり、あまりぱっとしたイメージのないこの国。
しかし、ヨーロッパの国家がほとんど採用しているこの三色縛りの中ではセンスが飛び抜けていると感じます。
冷徹なイメージのある青に黒と白という絶妙なバランスの配色が堪りません。
紋章系を使わずにココまで仕上げた意匠を高く評価したい。





そしてセーシェルの国旗もこれまたカッコイイ。
斜めというセンスが堪りません。
しかも五色というカラフルさなのに色合いが喧嘩していないのが素晴らしい。
1996年と比較的新しめにつくられたので、それまでのデザインを考慮しつつ、新たなものを作り上げた新世代感が感じ取れます。
正統派進化という言葉が似合う国旗ですね。

その他にもシンプルかつ独自性の高いイスラエルや旭日旗に近いものが感じ取れるマケドニアもなかなか好みです。
あとプロイセン王国とかもいかにもな中2的デザインが堪りません。
これはまだまだ現役でいけるセンスだと信じています。
やっぱり紋章系は強いです。

逆に一番ださいのはアメリカ。
USA感がひどい。でもアメリカだからアレはアレで許されている気がする。

2013/10/31

anti kyojin

僕はアンチ巨人である。
あの胡散臭い正義感に豊富な資金力にものを言わせる強さ、そしてナベツネなどヒール要素全開なのが素晴らしい。
アンチだからといっても本気で憎んでいる訳ではない。(勿論、チビでもない)
憎まれ役というのは勝負において見るものの気持ちを熱くさせるのだ。
勿論、マジで気にくわないところもあるけど笑

例えば巨人が消滅したらどうだろう。
ヒールが居なくなり、リーグ全体に面白みがなくなる。
阪神戦なんて永遠のライバルなのだからアレがなくなったら最悪だ。
だから巨人はセリーグに必要なのである。
アレが居ないと張り合いが無いのだ。

かといって巨人ファンは余り好きではない。
まず、何故巨人ファンになるのか意味が分からない。
昔はテレビ中継が巨人戦ばっかだったので老人層に巨人ファンが多いのはまだ分かる。
娯楽の少なかったあの時代、「巨人大鵬卵焼き」というメディアによる洗脳は容易く成功し得たのである。

しかし、今の若い人で巨人ファンになる奴って一体どういうつもりなんだろう。
こんな文化や情報も多様化しているのに、巨人を選ぶという愚直さ。
なんかダサさというか、俺とは友達に慣れない人間だなーと勝手な偏見を抱いてしまうのだ。

大体「強いから好き」という発想があまり好めない。   
純粋無垢な子供じゃないんだから。
やっぱりザコチームが大正義をぶっ叩くジャイキリにロマンを感じるのですよ。
皆さんもそう思いませんか?

2013/10/25

約束の奴隷

人と遊ぶ時に前もって約束するのが苦手。
「一週間後の火曜開いてる?」とか言われても多分開いているとしか答えようが無い。
というかその日になってみないとわからないのがイヤだ。
それまでの猶予期間が辛い。何故今からじゃないのかという疑問もある。
なんだかんだでその日も遊べるけど。

そんな約束するならば「今から遊ぼうぜ!」ぐらいのノリのほうがまだ好き。
大体今連絡付くぐらいなら大抵連絡する側の奴も暇だと思うんだけどどうなんだろう。
人と遊んだりするのは完全にその日のノリというかテンションにゆだねるのが好きなんです。

だからもし前もって約束してもそのプロミスの日に朝起きるとかなり憂鬱になる。
夕方から遊ぶとなるとその日はなんだか朝から変な感じだし、どこか頭の片隅にそのスケジュールがあって捕われているあの感じが辛い。
まさに約束の奴隷状態なんですね。

まあ社会人になって忙しくなったらアポ至上主義者へ変貌すると思うけど、いまのモラトリアム期間に約束なんてあほらしい。
恐らく約束を沢山する人って他にも沢山そういう奴が居るから管理しないといけないんだと思う。
そんないそがし野郎にはなれなんですよ僕たちは笑

だから偶然友人と出会ったらそのまま飲みに行くぐらいのノリが一番好き。
実際このノリはかなり断られる可能性が高いのだが、承諾を得たときは堪らない。
一回このノリで四国までその日のうちに旅に出たのはめちゃくちゃ感動した。
家で遊んでてぱっと思いつきで言った事がその日の夜には実現しているという事実はかなりアガる。

でもこういう事を主張しても余り賛同が得られないので、「皆思ったより暇じゃないんだな」としみじみすると同時に自分のフリーランスさに悲しみを良く覚えます。

2013/10/22

惑星ポスター

夜道を適当に散歩していた時の事。
全く知らない路地に適当に入りブラぶらしているとたまに魔境に侵入してしまう事がある。
暗がりのせいかおどろおどろしい雰囲気が漂い、家はあるのに誰もいないような感じでいっぱいになる不思議な現象だ。

何か訳ありな地帯に入ってしまったかと思うと急に開けて、めちゃくちゃ金持ちな門構えの家にぶち当たったりすると更に謎は深まるばかり。
後からグーグルマップで調べて、答え合わせするまでがワンセットである。
ネットがエモさに直結する便利な世の中になったとしみじみ。

そのときに出会ったとある家の壁に飾ってあったポスターがめちゃくちゃ不気味だった。
そのポスターは太陽系の惑星がエグザイルのように並んでおり、夜の雰囲気も会わせて気持ち悪さが荒ましい。
僕は惑星の画像が何故か分からないがめちゃくちゃ怖い。
それなのに惑星のオールスター軍団で攻めてこられたら堪ったもんじゃなかった。

大体、そんなポスターを外に飾るセンスもどうかしている。
家の中に惑星のポスターがあるのでさえ気持ち悪いのに外って。
せめてラッセンやヒロヤマガタに変えてほしいものである。

それだけと思いきや、その家にはもう一つポスターがあった。
今度はでっかい地球単独のものだった。
暗闇に不気味に浮かぶそれは気味が悪過ぎる。
悪趣味極まりないものだ。
いかにも「ガイア」という感じが更に気持ち悪い。
無機質に謎の警告をされている様で最悪だった。

まあそんな不気味ポスターに出会ったんだけど、後でストリートビューでその家を見直してみたら、見事に幸福実現党のポスターが掲示されていた。
納得するとともに色んな意味で不気味さが増してしまった。
ちょっとずれてる人ってやっぱそうなんだなーと実感。

しかし宗教ってホントいいものですねー。

2013/10/20

ジョジュツトリック

ミステリにおいて様々なトリックがあります。
密室トリックだったりアリバイトリックだったりと、「犯人が探偵」を欺くものが基本的なものです。
しかし叙述トリックと分類されるものはコレとは少し違って、「作者が読者」を欺くためのものなんですね。

小説は文章のみで構成される事をいい事に読者の思い込みやミスリードを誘い、意外な事実を隠蔽する、コレが叙述トリックなんです。
例えば、「主人公は男だととれるように描写していてじつは女だった」とか「二人の登場人物であるように描写して実は一人の事だった」みたいなものがあります。
登場人物の周知の事実を読者にだけ教えない、みたいな。
基本的にミステリにおいて映像化不可能と言われている作品はコレがある事が多いです。
まあ引っ掛けクイズを小説全編に張り巡らしたって感じですね。
僕はこういうハッとさせられるのが大好きです。

ミステリを読んでいて一番好きな瞬間がこの瞬間かもしれません。
意識の外からガツンと殴られたような衝撃が堪りません。
そして全て読み終えたあとにもう一度確認すると確かに嘘は書いてない!ってときの確認作業の時の幸福感は至高。
まんまと企みに嵌められたらココまで爽快になるんですよ。

しかし、このトリックの欠点は耐性がついてくる事なんです。
言ってしまえば一発ネタ。
一度使ってしまえばもう二度と使えないし、同じよなネタをされてもたいした驚きはありません。
しかも必然的にネタバレ厳禁になるので、皆でおおっぴらに語り合えないという欠点もあります。
あと「叙述トリックがあるよ」って分かった状態で読んでもそのサプライズは半減されてしまうのです。
性質上、悲しい運命を背負っているトリックでしょう。

叙述トリックの傑作なんて作品を生み出してしまった作者なんかはいつまでもその呪いにつきまとわれるのですね。
新しいものを出しても必ず過去のものと比較され勝手にガッカリされる。
創作においてはつきまとうものかも知れませんが、叙述トリックは性質上その傾向が強いと思います。

また、ネタも有限です。
捉えようによっては無限の可能性を秘めていますが、何冊もそういう系をたしなんでいると大体の傾向が把握できてきて、出会い立ての時のような衝撃とときめきは無くなっていくものです。
舌が肥えて来てしまった時の悲しさったらない。

最近ではもう叙述トリック一発大ネタって感じではなく、一つの作品に何個も仕込まれていたり、さりげない要素として取り入れられている事が多いですね。
既存のネタをいかにアレンジできるかってところも重視されている気がします。

まあもう出尽くしたみたいに嘆いている僕は凡人なのでそう思っているだけかも知れません。
まだまだ可能性はあると信じています。  
その中でも特に麻耶雄嵩には期待したいです。
メルカトルシリーズでおなじみ、熱狂的な信者をもつマーヤ。
そのゴリゴリに尖りきった作品達は舌が肥え、普通のミステリで満足できなくなった人たちの受け皿となり、一部(?)で爆発な人気を誇っています。

僕は特に「蛍」と「鴉」この二つの長編が大好きです。
ちょうどミステリを読み始めてしばらくして、 最初はビビったけどこんなもんかよと少し調子に乗っていた時期に出会えたのが良かった。
ネタバレになりますが、いわゆるこの作品達も叙述トリックを使用していて、その使い方が凄かったんです。
逆転の発想と言うか、まだまだこのトリックの可能性を見いだせて嬉しくなりました。
是非読んでいただきたいと思います。

最近では貴族探偵の「こうもり」という短編が凄まじかった。
嘘は書いてないよ?というドヤ顔が目に浮かびます。
同時にこのトリックを考えつくのは素人には無理だなと思わされます。
あと頭こんがらがらずに良く書けたと感心する事間違い無しです。

出来れば記憶を消してもう一度。

2013/10/16

迷子番組

寝る前に良く妄想をするのですが、最近嵌っているのが「気がつくといきなり富山県辺りの地方都市にワープしていた」という妄想です。
携帯もお金も持ってない状態で全く知らない街からスタートして、どうにか頭と足を使って自宅へ帰るのか試行錯誤するのが堪りません。
いわゆる「迷子」に憧れるんですね。

全く知らない街を徘徊しながら、見た事あるような無いような光景を思い浮かべ散歩する。
まさにロマンですよ。

だからテレビとかで迷子番組やってくれないかな。
主人公は目隠しで車に乗せられ、どっかに連れて行かれる。
そして見知らぬ地でおろされ迷子スタートみたいな。
なるべく世間知らずで方向音痴な馬鹿な奴が適任ですね。
日本地図とか都道府県全部言えないような馬鹿だと迷子番組がかなりいいものになると思います。

 あと主人公も見ず知らずの二人組にすると更にいいかもしれない。
童貞大学生とゴリゴリのギャルとか、小学生とオッサンみたいなミスマッチな組み合わせが更にエモさをそそると思います。
というかそういう水と油な二人組が協力して旅する番組は当たると思うんですがどうでしょうか?

例えば似たので言えばテレ東でやってる蛭子さんの旅番組とかおもしろいよね。
太川っていう真面目な人といい加減な蛭子さん+女性ゲストでバスを乗り継いで目的地を目指す奴なんだけど、これが最高なんです。
バスの待ち時間にいきなりパチンコにいく蛭子さんとかマジで吹く。
一度ご覧になってください。

2013/10/11

ザ・できてあたりまえ

自分を鼓舞するときよく「出来て当たり前」というフレーズを多用します。
基本的に試験勉強とかで死にそうになっているときに多様するんですが、
「やってない」は言い訳であってこのぐらいやってなくても「できてあたりえ」なんですね。

自分のぶち当たってる壁ってのは乗り越えれて当たり前なんですよ。
というか出来ないというのはそのレベルではありえないんです。
いかに自分が恥ずかしい考えなのか自覚しましょう。
しっかりやれば個人差はあるものの出来て当たり前な事ばっか。
だから言い訳する前に実行しろと。
むしろ本気出して出来ない方がださいみたいな。

あと自分の中の価値観で一番重要視しているのはいかにダサくない行動をとるかというのもあります。
「ださい」と思われるのが一番恥ずかしい。
「センスない」と似たようなニュアンスですが、別にセンスがありたい訳じゃないんです。
ださくなかったらいいですね。
最低限のラインはきちんと知っておきたい。

そのいいラインを見極めるのが大変。
いかに客観的になれるかが重要で自己の価値観に固執しすぎるのもよくないです。
でも無難になり過ぎてつまらない人になるのも嫌いなのですよ。

だから「ださくない界」では出来て当たり前のことを実行していきたいですね。
なんでもそつなくこなすのが理想。
でも平均すぎるのも嫌ですよ。

ハイ、終了。

 
なぜかenvyが楽曲提供。原点回帰な直球サウンドでカッコイイ。

2013/10/10

the band apart TOKUMARU e.p.


バンアパのシングル出ました。
会場限定との事でしたが公式の通販にも対応してくれたのが嬉しい。
全三曲で相変わらず日本詩、そして仇になってものPV付きという太っ腹加減。
PVの方はライブの映像+音源に川崎出演のミニドラマみたいのが入ってます。

このPVがまあ面白い。
とあるカップルのお話で、浮気を疑う彼女が彼氏を尾行していたら、川崎とホモカップルだったというカオスなもの。
そして彼女は川崎を刺しに包丁片手にライブハウスに向い、曲が終わると同時に舞台袖まで来てエンド笑
どういう発想なんだろうか。
是非見ていただきたい。

M-1 クレメンタイン
どこか切ない雰囲気のある懐かしい感じの曲です。
リフレインされる荒井ギターフレーズがクセになって中毒性が高い。
そしていい感じにサビまで突入したかと思うと途中で転調!
しかし転調後もいい感じにエモいメロディをつなげてきます。
変なコード進行をここまで仕上げるのは凄いですね。

このひねくれ加減は恐らく原曲でしょうね。
歌詞の「魔女リティ」がそんな感じ。
一筋縄ではいかないPOP感が最高です。
爽やかなメロの途中でいきなり転調で言ったらeufoniusに似てる感じですね。

M-2 秋風
冒頭の哀愁溢れるアコギから分かるようにもの悲しい曲。
荒井さんのソロ曲っぽい正統派な曲にバンアパの融合って感じですかね。
タイトル通り秋っぽい哀愁全開の歌モノな曲です。
緊張感のあるアルペジオがあまりバンアパっぽくないのが印象的。

M-3 プリテンダー
切なPOP感が堪りません。
上手く形容できないけどこういう曲って好き。
いいアニメのエンディングみたいな笑
何故かスタッフロールが似合う感じがしません?

サビの歌メロと川崎のギターの痒いところに手が届く感じが泣けます。
アウトロの一瞬タメるところもツボです。

今までのバンアパとは少し違ったラインの曲達って感じですかね。
やっぱり日本語になってから歌ものになってきた感じは否めません。
でもそれが逆にいい感じの90年代JPOP感を醸し出してきてツボです。

今の季節だからかもしれないけど「秋」って感じにぴったりな曲ばかり。
久しぶりに長袖着たときのぬくもり切なさのあの感じ。
夕方になったときの急激な寒さみたいな。

2013/10/09

焚きティッシュ

昼間から最近嵌っているよなよなエールを片手にピザを注文。
ほろ酔い気分が気持ちがいい。
台風も開け、空も晴れてきて心地よい風がほほをかすめる。
タバコでもふかそうかと思いベランダへ。

ライターで火をつけてしばし一服。
アルコールと油分の多いピザを分解するニコチンの素晴らしい事。
すなわちタバコが旨過ぎるのだ。
一本目を吸い終わり焦がしてしまって灰皿に成り代わったフライパンへ棄てる。
酔っぱらっていたせいか、たき火がしたくなり灰皿フライパンの中にティッシュを数枚投入。
吸い殻がいい感じに燃焼して来てあっという間に火がついた。

それを横目で楽しみつつ二本目を吸い出す。
深呼吸して吸うとやはり味わい深く旨い。
珍しくヤニクラの症状が現れて少し焦る。
隣を見ると相変わらず凄い勢いで燃え盛るティッシュ。

なんだか気分がボーっとしてきて心地よいのだが、何やらさっきからフライパンの様子がおかしい。
異常な煙を発している。
匂いもヤバいし、意識もかなりもうろうとして来た。
気持ちよさと気絶の中間を彷徨い、頭がおかしくなってしまっていた。
完全に一酸化炭素中毒だったのだ。

すぐさま家の中に避難し、燃え盛るティッシュに消化。
なんとか被害を最小限に抑える事が出来た。
あのまま心地よさに浸っていたら絶対にヤバかった。
一種のトリップ体験的な感じの浮遊感に緊張感。
どこか連れて行かれるんじゃないかと思った。

2013/10/08

残飯ババア

さっき大学猫と遊んでいた時の事。
ここのところ何度も猫溜まりに通っているせいか、二三匹の猫達には「またたびの人」として認知されるようになってきた。
ベンチに腰掛け、さりげなくマタタビを振りかけ、しばらく待つと、そこそこの数がよってきて少し優越感。
やはり道行く人に対する「動物に好かれる奴」演出は辞められない笑

そんな感じで猫がよってくるので次の段階として現在はスキンシップに移ろうとしている。
野生猫は警戒心が強いため、なかなか触らせてもらえない。
何とか猫パンチの応酬を受けながら猫をかまおうと頑張っている。
まだまだ時間がかかりそうだ。

しばらくすると、ババアが近づいて来た。
一斉に反応する猫達。
自分の回りにいた猫数匹達は一目散にそのババアに駆けていった。
何事かと思い、呆然としていると、他の猫達十匹以上もどこからかわらわらとババアの元にやってくる。
総勢二十匹近い野良がババアの元に集結し、何かを求めていた。

ババアは持っていたビニール袋をひっくり返した。
そうすると流れ出るような残飯というかご飯が。
一斉に反応しむさぼる猫達。
このババアは恐らく残飯を毎日持ってくる「残飯ババア」なのだろう。
いかにも猫達に認知されており、堂々としていた。
さっきまで「またたびお兄さん」を自称していた僕がなんだか恥ずかしくなった笑
勝手に猫に認められたと思っていたのだ。
何と言う空回り加減。

しかもそのババアのカッコいいところは、残飯をあげたかと思うと、その食いっぷりを観察する訳でもなく、速攻で立ち去っていくのだ!
この「分かってる」感!笑
全ての要素で負けたと思わされてしまった。
野良猫を手名付けていたと勝手に思ってたのに、上には上が居たのだ。
非常にくやしいし恥ずかしくなった笑

2013/10/06

集団ヒステリー

一度だけコレを経験した事がある。
小学校の給食の時だった。
その日のメニューにはツナパンなるものがあったのだ。

コッペパンにツナ、いわゆるシーチキンにマヨネーズを和えたものを載せた総菜パンにありがちな奴。
僕はシーチキンとマヨネーズが大好きだったので嬉しかった。
しかし同じクラスのある奴がこのパンを見て、声を上げたのだ。

「ツナって猿の脳みそらしいぜー!」

言わんとしていることは分かる。
コッペパンの上に無機質に載せられたそれは、ツナごとベーカリーしてあるせいか、焼き目が付いて脳みそのひだひだ感がとても出ていたのだ。
その発言をきいてからどう見ても小動物の脳みそにしか見えなくなった。

その的を得た的確なたとえは多くの共感を呼び、他クラスにも伝搬していった。
小学生なので「ツナ」という単語の意味が本当に分からず、脳みそと信じ込んでいる奴もいた。

そんな事もあって給食が始まってもいっこうに皆、ツナパンに手を着けない。
特に女の子たちは本当に猿の脳みそを食べるかのように敬遠していた覚えがある。
ツナパン大好きな僕でさえ、何か気持ち悪くて手を付けれなかった。
匂いを嗅ぐと、なんだか脳みそ臭さみたいのも感じとれられたのだ。
脳みそ臭さが意味分からないけど笑

結局、クラスの八割方がツナパンを一口も食べずに廃棄した。
まさに集団ヒステリーというか集団心理が悪い方向に向いてしまったのである。
この猿の脳みそパンという事実を知った他のクラスでも同様の事が起こったのは言うまでもない。

それ以来、ツナパンは表舞台から姿を消し、給食界から抹殺された。
もし僕が勇敢に、「みんな騙されるな!コレはシーチキンと言ってマグロなんだ!証明する!」と言って旨そうに食べたら、この騒ぎは治まったのだろう。
非常に後悔している。
英雄や革新を起こすものは最初は理解されないのだと感じた心温まるエピソード。

2013/10/05

ポジティブ自殺

最近睡眠がバグっている。
ある時は夜の九時ぐらいに強烈な眠気に襲われ、めちゃくちゃ寝たと思ったら三時間ぐらいしか経ってないのに猛烈にすっきりしていたり、別の日にはどんだけ寝ても寝たりず、なんだかんだで16時間ぐらい寝てしまう事がある。

大抵そういう時は疲れが一切取れない。
訳の分からない時間帯に起きてしまうし、起きてからもやる事が無くて辛い。
いろいろとバグリ過ぎて困っている。

でもそのとき見る夢はなかなか名作ぞろいというか、印象に残るものが多い。
普段の自分にない発想に基づいた物語ばっかりで、新鮮な気持ちでエモいストーリーを楽しめるのだ。
しかし、起きた時の絶望感はその分強い。
まさに逃避この上ない。

とりあえずダッシュしてこよう。
ダッシュは全てがいい方向に向く。
気分が上がるし健康にもいい。
アニメのオープニングでキャラのダッシュ率が高いのも、人を前向きな気分にさせてくれる潜在的なサブリミナルの一種だろう。

ネガティブな理由で走る人は居ない。
殺人鬼から逃げる時でさえ、それは生存を求めるある意味ポジティブなものである。
飛び降り自殺をするときにダッシュで飛び降りる人は居るのだろうか?
それだったらネガティブダッシュに分類されるけど、イメージが無い。
というか走る気力があるならスーサイドできないと思う。
でもそんなポジティブ自殺も見てみたいわ。

2013/10/03

ザ・ツイッター

ツイッターを開始しました。
アカウントはコチラから→@curvetodeath

更新報告や記事にする程でもないエモい事があったときにつぶやきます。

このブログの右のツールバーの所にも表示できるようにしたので、マジで暇でやる事がない時などは見学してみてください。


「らいおんハート」のカバーというかアレンジなんだけどださ過ぎて爆笑しながら最近ヘビロテ中。
サビでの消化不良感がハンパないし、つんのめり感が凄まじい。

凄い疑問に思うんだけど、こういうゴリゴリでもないしゃら臭いラップユニットってどういういきさつで発生するんだろうか。
バンドみたいにライブハウスでこういう奴らもライブしてるんでしょうかね。

2013/10/02

空耳の森 七河迦南

個人的に新世代のミステリ作家で最も期待している七河迦南 。
「七つの海を照らす星」で鮎哲賞を受賞後、その続編である「アルバトロスは羽ばたかない」でこのミスが凄いにランクイン。
それに続いた3作目がこの「空耳の森」。

全九編からなる短編集でそれぞれ作者の趣向をこらした満足度の高い作品である。
特に最後のエピソードはこれまでの短編が一つの物語としてつなぎ合わされ圧巻の一言。
それだけでなく前二作も巻き込んだ壮大な「七海学園サーガ」として成り立つのが凄い。
実質、これも続編だった訳なんですね。

この人、前の作品を完全にフリにして物語を作るから読み続けてる人としては堪らない。
アルバトロスでああなっちゃったけど、今回の作品で復活したという事でいいんでしょうか。
アルバトロスを読み終わった時は、「作者は登場人物に思い入れなんてなくて、純粋に駒として扱う何てミステリ野郎の非常さを持ち合わせた奴だ!」と思ったもんです。 
でも今作でまた前二作が絡んで来た時はもう思い入れがあるのかないのか分からない笑

それぞれの詳細なネタバレはもっと詳しいサイトに任せて、感想だけ。
というかお話を構造的に分解してそれを説明する力もない。
読み終わっても気付けてない部分が多くて、解説サイトで初めて気付かされたときは自分の読解力の低さに泣きたくなりますね。

いっこいっこのお話も読者をいかに驚かせてやろうかという作者の趣向が全開で好きですね。
一行で世界が反転する様は見事。
やっぱミステリってあのネタバラしのハッとさせられる瞬間の為にあると思います。
しかもそれだけでなくそのバラバラな物語が最後にひとつになる様も気持ちがいい。
こういう作品って大好き。

あとこの作者が好きな理由としては、お話自体の「国語の教科書に乗ってる」感が堪んないんですよね。
ほんのりと考えさせられるようなエモせつなさ見たいのが内包されていてたまらない。
しかもそんな話なのにどんでん返しされるなんてツボを付きまくりで最高。

自分の理想とする「ミステリとして面白い」と「お話として面白い」の二つを両立させたいい作品だと思います。
今後の作品に期待したいです。

2013/10/01

heaven in her arms × COHOL 刻光


日本の激情シーンを代表する二組によるスプリット。
リリースはアガるスプリット企画でおなじみ、デイメアレコーディングス。

先攻はヘブンから。

M-1 黒い閃光
しょっぱなはアンビエントな雰囲気漂うインスト曲。
絡み合う三本のギターの音色が奇麗。
キーボードっぽい音も入っていて壮大というか、真っ暗な部屋で一人で聴くと没入感が最高です。
途中から爆発する展開もあり、轟音のように流れ落ちるギターの旋律が美しい。
インストなんだけど、ボーカルありでもいける感じの曲だと思う。

M-2 繭
コチラもインスト曲でM-3への導入的な感じ。
鍵盤の音色がいい。
爆発前の静けさや張りつめた雰囲気がビンビンに醸し出されています。

M-3 終焉の眩しさ
前の曲から間髪居れずにいきなりフルスロットル!
久しぶりに脳汁出た。
バスドラのドコドコ感が堪らない。
というかドラムが凄過ぎて…
あと爆走するトレモロリフの暗黒感が最高です。
音に浸るってこういう事だと実感できる。

動パートと静パートの間延びしてない感じがいいですね、だれる事無くテンションの高いまま最後まで突っ走ってくれる。
特に中盤のアガるパート(三分半ぐらいから)はせこい。
あんな展開やられたら誰だって脳汁でちゃうよ。

ギターのメロディもいかにもな哀愁メロディが最高。
ベースもゴリゴリに動き回ってますね。
最高傑作と言っても過言ではない。
というか自分の求めているものにドンピシャ過ぎて気持ちがいい。

後攻はcohol。

M-4 不毛の地
ブラストやバスドラ全開でメタル要素ゴリゴリな曲。
coholはあんまり聴いた事が無かったのでちゃんと聴くのは初めて。
メタルはそこまで好きじゃないんだけどこのバンドは聴けちゃいますね。
日本のバンド特有の潜在的な和の要素といかアツさみたいのが感じ取れます。
あとバスドラ疲れないのかが心配笑

M-5 木霊
箸休め的なインスト曲。
こういう曲ってどうやって発想を形にするんだろうか。
壮大感みたのが堪りません。

M-6 疎外
ド頭からギターが最高。
マジでギターもドラムも途中で疲れないんだろうかと心配になってくる爆走加減笑
純粋にいい曲です。
あと当たり前だけどウマ過ぎ。

両者とも素晴らしい楽曲でした。
正直このスプリットは六千円ぐらいで出していい気がする。
そのぐらいの価値はありますよ。
特にヘブンは更に進化してます。
終焉の眩しさ一曲だけでこのcdを買う価値はあるといっても過言ではない。
早くライブで見たい。

2013/09/30

鉄鋼野郎Feチーム

子供の頃、車に手首を轢かれた。
しかし無傷だったのが今でも謎である。

確か家の道路で一人でサッカーをしていた時の事だった。
孤独にドリブルにいそしむ僕の前に一台の車が現れた。

それは隣の家の人の車で駐車しようとゆっくりと侵入して来たのだ。
サッカーのトレーニングを瞬時にやめ、車の邪魔にならないように待機する。
我ながら出来た子供である笑

しかし、何かの弾みにボールが車の方にこぼれてしまったのを覚えている。
ちょうどボールが車の後輪に轢かれそうな感じなった。
「ボールが破裂する!」
車の心配よりもボールの心配をするところが子供である。

気付いたら自然に身体が反応していた。
ゆっくりと接近する車の後輪の前方に緩やかに転がっていくボールを弾こうと、右手が出た。

その瞬間であった。
ちょうど後輪がボールに乗り上げてしまったのだ。
そしてその隙間に何故か入る僕の右手笑
下から、地面→ボール→右手→後輪と行った具合に見事に挟み込まれてしまった。
その重さはセダンなので約一トン、後輪分なので四分の一の250キロが右手に掛かったのだ。

激痛が走るが、なかなか車はどけない。
十秒ぐらいした後、やっと車が乗り過ぎていった。
解放された僕は涙目になりながらボールを回収し、ダッシュで家の中に逃走を図る。
しかし、不思議と痛みも怪我も無く、無傷に生還したのである。

恐らく、下のボールがクッションとなりその重さを軽減してくれたのだろう。
しかし当時の僕としては「車に押しつぶされても怪我をしない鋼鉄の肉体を持つ男」と思い込んでしまったのである。
鋼マンとして友人達にふいて回ったのはいうまでもない。

2013/09/29

キャッツの「ツ」の連続を気にし始めるとキャベツ食べたくなる。

この前も書いたが、最近大学猫にド嵌りしている。
暇さえあれば、大学に出向いてまたたび片手に猫と戯れる。
趣味も楽しみも無い僕としてはコレだけで楽しい。
小学生レベルの楽しみなのだが、なかなか抜け出せない。

最近では隠れる事無く堂々とベンチに座り、タバコを吸いながら自分の回りにまたたびを一振りすると、匂いにつられわさわさと猫達が集まってくる。
「別に猫に興味は無いけど、動物を寄せ付けちゃう体質の人」感を道行く人々にアピールできるのが溜まらない笑
実際はまたたびの力なのだが、道行く人々には愛され体質の素敵人間に映っていることだろう。
というか集まり過ぎて猫の中に人間が居るという図に見えると思う。

とりあえず猫に夜中会いにいくために体内時計がおかしな事になっているので直したい。
日常生活に支障を来し過ぎな趣味である。
人間と猫は違う種族だから、猫はそこらへんを分かってくれない。
我々には日常生活があるのだ。
猫はあほみたいな生活が出来て羨ましい。

だからそんな逃避のために人間達は猫達を愛でて、飼い始めたのかもしれない。
愛玩や鼠退治などの意味合いもあるかもしれないが、その根本には脱力で自由な生活をそこに夢見ていたのだろう。
自分にできない事を猫に託す。
ムスコにプロ野球選手を目指させるオヤジみたいな思想がそこには詰まっているのだ。

2013/09/27

尾行備考微香

ストーキングに昔嵌っていた。
可愛い女の子に付いていったりするゴリゴリの犯罪行為ではない。
街でたまたま目についたおっさんやイケてない男子学生の後をつけるのが楽しいのだ。

これもある意味ストーカーかもしれないけど、犯罪ではないだろう笑
おっさんを尾行し、行動を探る。
ゴールはその人の家。
その人の家や見た目から人となりを想像して、独り悦に入るのだ。
イケてない学生なんかは特に妄想が捗る。
家が新興住宅地にあり、ちょっと豪華な感じだと、更にエモさに拍車がかかる。
恐らくひとりっこで手厚く育てられているものの、学校では二軍に所属し、馬鹿にされる人生を送っていると思うと切ない。
しかし、勉強はできるので彼の人生は上向きになっていくだろう。
完全に偏見をもとにした妄想なのだが素晴らしい。

あと、尾行する人ともう二度とあえないと思うと切なさがマックス。
まさに一期一会の出会いなのだ。
もう人生で交わることがないと思うと、泣きそうになっておすすめです。

でも、あるとき客観的に見て気持ち悪いとおもったので辞めました笑

2013/09/25

またたび

ついにまたたびを入手したので、それを片手にこの前学校内に発見した猫ベースへ突入。
今回も深夜四時の突入であったが、全ての猫が起きていた。
こいつらいつ寝てるのか疑問が残る。

暗闇の侵入者に猫達はびびり、ちりぢりになっていく。
警戒する猫達と距離を置きながらの観察がこれまでは続いていたが、今回は秘密兵器を投入。
自分の周囲に粉末状のまたたびをまんべんなく振りかける。
そうしてしばらく待つと、その匂いを感じ取ったのか一匹の猫が警戒しながらも接近して来たのであった。

しばらく様子を見ているとぺろぺろとまたたびを舐め始めた。
そしてついに横になり、酔っぱらいのような状態になった。
さすが猫界の合法大麻である。
その効果はてきめんで、身体の力が抜け、完全にラリっていた。

それに連鎖するように周囲の猫たちも吸い寄せられていき、順当にラリっていく。
深夜のドラッグパーティーの始まりである。
十匹程度の野良猫達が自分を囲んで脱力をし始める様は爽快だった。
恐らく教祖様はこんな気分が毎日味わえるのだろう。
そりゃ宗教が流行る意味も分かる。

ベロンベロンになった猫達を観察しながら一人で爆笑していると、 通りに謎の車が通過した。
よく見ると警備会社の車で敷地内をパトロールしていたのだ。
ドラッグパーティーから一瞬で緊張が走る。
今バレたら絶対捕まると思ったので茂みの中に身を隠す。
この緊張感はヤバかった。
夜中の四時に茂みの中で隠れているところを見つかるなんて、イリーガル行為しか捉えられないからである。
しかも粉末状のまたたびもドラッグだと勘違いされるに決まっている。
「猫の世話をしてまして…」というのも言い訳にしか思えない。

でも本当に怖かったのは「野糞をしている」と勘違いされる事であった笑
ドラッグよりノグソだと勘違いされる方が恥ずかしい。

しかし上手く隠れることができてその場をやり過ごせた。
忍者の末裔ではないかと自分を疑ったものである。
恐怖でいっぱいになったのでその場を立ち去り、敷地からそそくさと退散する。

帰り道にそのセキュリティーカーと鉢合わせ、散歩している人を演じながらもめちゃくちゃ動揺したのはまた別のお話。

2013/09/24

アジアの若者

東南アジアとか中国韓国のオシャレな若者を見ると切なくなる。
なんか背伸びした感じが堪らない。
欧米への憧れみたいのが見え隠れしてしているのだが、アジア体系に全く似合っていないあの様。

ヨーロピアンには絶対勝てないと思うと悲しくなる。
独自のスタイルを展開すればいいのに模倣に走る切なさ。
資本主義が生んだ悲劇(?)とも言えよう。

とくにタイとかの若者の切なさはヤバい。
言葉にできないけど、一目見れば分かる。
地元で有名なDJの様なタイカルチャーの体現者みたいな人を見た時の諸行無常さ。

あと台湾とかの前髪七三みたいなぴたぴたヘアーでアラレちゃん眼鏡の切なさもいい。
四人グループいたら三人はそれなのが面白いのだ。
日本人も外から見れば大体同じように見えるのだろうか。
非常に興味深いものである。