小四まで全く音楽に興味が無かった。
小学生の僕は音楽=オシャレという謎のイメージがあり、小学生で音楽好きなんてイキってるみたいで恥ずかしいと思っていた。
今思うと理解できない価値観である。
この頃は学校帰り川でダムを造って遊んだり、山の中にエロ本を探しにいく健全な少年だった。
小五になるとクラスのみんなも色気づく。
友達にケツメイシとか聴かされたけど全く理解できなかった。
しかしORANGE RANGEを聴かされたとき自分の中に衝撃が走る。
ちょうどレンジが一世風靡していたときだった。
初めて聴いたときはこいつら天才だとマジで思ったね笑
バンドサウンドと言うものにやられ漠然とバンドやってみたいと感じる。
バンド名は「アポカリプス」にしようぜとはしゃいでいたのを思い出す。
今思うとめちゃくちゃださい笑
小六になると友人の兄がギターをやっていて、その人に影響を受けまくる。
みんなでバンドを組もうという事になり自分はベースを購入笑
確かフォトジェニックのめちゃくちゃ安い初心者セットみたいな奴だった。
プレベで色はシドヴィシャス笑
その頃にハイスタ、ゴイステ、モンパチなどメロコア〜青春パンク一通りなぞる。
特にハイスタは衝撃だった。
かき鳴らすようなギターにキャッチーなメロディ。
今までなんでこんな奴ら知らなかったのか疑問だった。
中学に上がると部活一辺倒で楽器は埃を被る事になる。
しかし、先輩にバンド好きな人が結構いたので音楽の幅は拡張されていった。
このころもまだメロコアキッズであった。
ハイスタに始まり、ピザオブデス系全般、特にハワイアン6に嵌る。
哀愁溢れるメロディに切ない泣けるメロディ、メロコアに更なる可能性を感じた。
その他にもdustbox,over arm throw,nob,locofrankなどエアジャム世代から一つ若い世代にどっぷり。
この頃が何聴いても衝撃受けまくって一番楽しかったかなー
中学三年になると部活も終わり、暇になって来た為楽器をかまい出す。
友達とスタジオ入ったり、地元のライブハウスに先輩のバンドなどを見に行く。
初めていったときはうるさ過ぎて死ぬかと思った。
この頃になるとメロコアの可能性に限界を感じ始める。
好きなバンドの新譜を聴いても「何か聴いた事ある」的な既聴感を感じまくる。
まあメロコア的なコード進行って大体限られてくるし、楽器も単純な事をやってるから飽きてきたんだと思う。
そんなこともあり、メロコアつながりでholsteinと出会う。
ここがターニングポイントだった。
哀愁溢れるメロディーにコレでもかと言うぐらいのキメ!キメ!キメ!
今まで聴いて来たバンドとは何もかも違い第二の衝撃だった。
この頃からバンド全体の一体感が好きだと判明。
ギターソロとかのオナニーだと未だに思っている。
ギターとベースがゴリゴリ動き、ドラムの手数やアレンジが多彩なバンドが自分の中の理想だと今でも思い続けている。
同時期にwrong scaleに更なる衝撃を受ける。
当時、普通のコードとかパワーコードしか知らなかった僕にテンションコードはとても魅力的な響きであった。
またクリーントーンを多用したオシャレなギターもこの頃流行り出していた。
同時にemoというジャンルをこの頃知り始める。
そんなバンドが台頭してくる中でもロンスケのセンスだけ飛び抜けていて今でも大好き。
めんどくなったので高校生編は次回へ笑
ps1の荒いポリゴンがめちゃくちゃ好き。
あのグラフィックのクオリティでいいからps3でボリュームがヤバいゲーム出して欲しい。
最近のゲームはグラフィックとかムービーのクオリティを頑張り過ぎて、ボリュームとかゲーム性に制約が出来てると思う。
だからhd化とかしなくていいからps1〜ps2ぐらいのグラで超絶長く遊べる奴が欲しいですね。
今になってスーファミクオリティのゲームがツクール系とかで個人でも作れる様になって来てるから、
ps 1クオリティのゲームが広く個人制作されるのは後十年位だと思う。
ff7とか8の一枚絵を練り歩くあの感じが堪らない。
フィールドマップがいいんだよな。
最近のゲームはフィールドマップ出てこないよね。
やっぱリアル路線になると頭身とフィールドの違和感が凄いからやらないんだなあと思う。
あれはローポリだからこそ、シンボル化が受け入れられるのだろう。
うだうだ宣ってるけど多分これ全部思い出補正笑
弐瓶勉的建造物が超絶神グラフィックで再現されたらこんなゴミ画質ゲーじゃ無くて絶対そっち買う気がする。
近所がクラナドの聖地だった。
自分が知ってる道をアニメの中で再現される違和感。
忌々しい坂道がいい感じに演出されまくってて腹立つ。
あとカットごとにワープしまくってて、そっちはそんな道じゃない!と思いながらヤキモキ。
歩いて旅する番組とかでは地元民はその瞬間移動っぷりに違和感を感じるらしい。
歩いていけない距離をさも平然と歩いて来たていでやられるのだ。
むかしダーツの旅が地元に来た事があったけど、スタジオパートで所さんのダーツはめちゃくちゃ外れていた。
僕はそれを見て「所さんってインチキを真顔でするんだ!」と失望したものである。
というかダーツで旅するというコンセプト自体が狂ってる笑
また、別の旅番組で地元に来たときも、表示された地図は隣の県の謎の場所を指していた。
そんな純粋だった頃の気分を思い出すちょいエモ体験。
パワプロのサクセスに出てくる背景で街とか球場とか学校がある。
あの感じめちゃくちゃ堪らない。
あの雰囲気の街に行ってみたい。
ゲームの中の住人になりたいわけじゃない。
あの風景の感じが最高なのだ。
美しい自然や壮大な建物ではない。
現実感のある風景に惹かれる。
フィクションの中にある実在感がいい。
どっかで見た事あるようなあの感じ。
サウンドノベルの風景も同じ事が言える。
例えばかまいたちの夜のペンション。
あのペンションは実在する。
聖地巡礼してみたい。
あとフリーゲームのサウンドノベルのフリー素材の背景も最高。
実在するんだなーと思いを馳せている。
だからたまに街をぶらぶらするときに背景感のあるところを探している笑
別にそこでキャラに思いを馳せるとかではなく、
みたことある風景に行きたいのだ。
幼少の頃住んでいた町に帰ってくる的な。
一番もどかしいのがその風景のモデルがなく、デザイナーが自分で考えて書いた奴。
イメージだから実際にその場所はない。
でもそのデザイナーの中の街像というのがある。
インタビューしたいよね。人の理想の風景感を知りたいというか。
多分その人の潜在的なものがそこには眠っていると思うんだよね。
小説を読んでいるときに人は風景を想像する。
その空想する風景は自分の経験にもとづいて理想化されたそれである。
そんなイメージの世界に侵入してみたいですねえーって話。