2015/05/27

職業勇者概要。

現在、http://ncode.syosetu.com/n5279cr/にて、「職業勇者概要。」という架空の新書っぽいものを書いています。

RPGとかに存在する勇者が職業制度として確立されて100年が経過し、その制度の現状を雑学交えながら「ヒノキスギ・カフン大学名誉教授のコムギ・ダイスキーノ・アレルギノフ」さんが執筆するという作りになっています。
自分自身設定厨なところがあり、物語を作るうえで一番楽しいのはストーリーよりも設定を固めるところであります。それゆえに設定作りに凝りすぎてしまい、全く筆が進まないという魔のループに陥ることが多いのです。

なので、逆に開きなおって、設定資料集的に物語排除でつらつらと設定のみを書き続けるということをやってみました。
この形式だとマジで筆が進むので、人生初の完結まで執筆が可能になるかもしれないと現状では期待を寄せています。

攻略本や設定資料集を読み込むのが好きな人は結構楽しめると思うので、興味があれば是非読んでみてください。また、上の図にあるようにこの本は岩波新書ならぬ岩海苔新書から出版されたということで、表紙までつくってしまいました。
内容作らずに外側ばっかつくるところが設定厨の鑑といったところです。
岩波リスペクトで表紙のランプの絵がヤカンになっていたり、表紙の色使いは全く同じとなっております。

2015/05/07

没・家族ネタ

アルコ&ピースのオールナイトニッポンに「家族」というサイコなコーナーがあります。
おそらく現在継続中の深夜ラジオで一番レベルの高いコーナーだと感じています。
ノールールかつ長文OKというアメリカの試験のような自由度を誇り、各個人の脳内の「面白い」や「思考の断片」がバシバシ感じ取れるこのコーナーはおそらく、ANN史に残る伝説のサイココーナーとして名を残すことでしょう。

アルピー二人のリスナーへの人格否定、未知へのものの恐怖などがサイコさを引き立てる要因であり、「リスナー=やばい奴」という認識があるのが今までのラジオではあまりなかったんじゃないかと思いますね。
媚びることなく、「頭おかしい」と言われちゃったら、そりゃもっと頭おかしいことするよってことで、このような混沌が生まれたのだと考察できます。

またひとネタがはまったリスナーによるネタのシリーズ化というのはラジオにはありがちで、この番組でも起こるんですが、程よいところで浄化作用が働くのもいいところでしょう。
他のリスナーがそのネタに追随せず、独自ルートを突っ走る傾向があるのもいい風潮ですね。

今日はそんなサイココーナー「家族」に送った僕の没ネタを晒してみたいと思います。
もうこれは葬式です。
生前、面白かったとかそうでなかったとかはどうでもいいんです。
ひとネタ書くだけでこんだけ困るのに、高水準のものを毎週送ってくる職人はリスペクト必須です。

お父ちゃん、お兄ちゃん、聞いて欲しいことがあるんだ。
「おい!お前、授業中だぞ!そこで何やってるんだ!
こら!逃げるんじゃない!おい!
…やっと堪忍したようだな。
お前、そんなんでいいのかよ?高校卒業できないぞ?
わざわざ学校まで律儀に来るくせに、屋上で授業だけはサボるなんてなあ。
もったいないよ、まったく。
…でもな、その気持ちわかるよ。
俺も昔はこうだったもん。何かに反発したくなる時期ってあるよ。
人生どうにでもなれと思って、バカなことしちゃうんだよなあ。
…ほら、隠したもの出せ。
影でこそこそやっててもばれてるからな?」

そう言うと関羽は堪忍したかのように隠していた青龍偃月刀を取り出す。
3メートルはありそうなその青龍偃月刀を関羽は申し訳なさそうにうつむきなが
ら差し出す。

「せ…青龍偃月刀!?
ほら、屋上で隠れてやるものつったらタバコか酒ぐらいなもんじゃないのか?
ゴリゴリのワルでもシンナーだろ!?
それか、ナイフとかそっち系だとしても出刃包丁でマックスじゃないのかよ!
青龍偃月刀なんて刃物カースト最上級だぞ!
しかも、重すぎる!
パッと持った感じ、重さは八十二斤はあるんじゃないか!?
八十二斤つったらあれだぞ、ベビーカー4台分じゃないか!
お前こんなもの持って毎日通学してるのか?」

関羽はこくりと何も言わずに頷く。
2メートルはありそうな背丈に、丈夫な体つき。
スポーツをやらすには十分な体つきだった。
彼に足りないものはハート、何かに打ち込む闘志だけだ。

「…お前、プログラミングに興味あるか?
お前ぐらいのポテンシャルだったらすぐに3国統一できると俺は思うんだ。
その有り余る力を青龍偃月刀なんかに使わずに、プログラミングに活かして見た
らどうだ?
このまま、隠れてこそこそ青龍偃月刀を振りかざすだけの人生なんて面白くないぞ?
どうだ?その青龍偃月刀をキーボードに持ち替えて、やってみないか、関羽?」

自らの青龍偃月刀を否定された関羽は何も言わず劉備のクソ先公の野郎から青龍
偃月刀を奪い返し、その美しい太刀を振るった。
びゅん、と風を切る音が聞こえる。その刹那、劉備のクソ先公の野郎は倒れこんだ。
「…うぅ」
劉備のクソ先公の野郎はうずくまる。
関羽は無駄な殺生はしない、峰打で済ましていたのだ。

「もうこんな季節か…」

関羽はそう呟くと、青龍偃月刀を担いだままクラスに戻り、サボっていた歴史の
授業を受けた。
突如入ってきた関羽に3年蜀組の生徒は動揺を隠せない。
しかし、筋金入りの青龍偃月刀使いの彼の前には生徒はおろか、教師ですら注意
できないのであった。
張り詰めた緊張感が教室に漂う中、何事もなかったかのように授業は進む。

「…じゃあ、1192年とある人物が鎌倉に幕府を開きました。わかる人、いるかな?」
歴史担当の張飛先生が恐る恐る生徒に投げかける。
生徒たちは当然、関羽にビビり、ノーリアクション。
そんな中、静寂を切り裂くようにぴん、と青龍偃月刀を振り上げる関羽。

「じゃあ、関羽くん。おねがいします」
張飛先生は緊張した面持ちでそう言った。

「…わかりません!」

張り詰めた空気が一瞬漂うが、次の瞬間、一人が吹き出す。
そしてまた一人、また一人と吹き出していき、笑いの連鎖は教室中を支配した。
「わからんて!関羽、おま!」
「そりゃそうだぜ、鎌倉幕府っつったら、千年後だべ。千年近く未来の話なんて
わかるはずねーべ!」
「関羽くんには参ったわね、まったく。でも、そんな抜けてるとこが好きかも」
先ほどの緊張感とはうって変わって、笑いが絶えない教室となった。

やっと溶け込めた。
関羽はそう思うと、青龍偃月刀を窓から投げ捨てた。

この話を聞いたスティーブジョブズはすぐさまマッキントッシュ製作に取り掛
かったという逸話もあるが、またそれは別のお話である。 
 

2015/04/02

the band apart 謎のオープンワールド

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00PFTJY6M/ref=as_li_qf_sp_asin_il_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B00PFTJY6M&linkCode=as2&tag=tapo1127-22
バンアパ7枚目のアルバム、謎のオープンワールド。
今回は相変わらず日本語詞、そして作曲体制が以前の分業から合作に戻るという変化がありました。
その割には曲の元ネタを尊重した形というか、各個人の特色が出まくった楽曲が多数あった気がします。
所謂、これまで築き上げてきた「バンアパ感」みたいなのから脱却を果たしており、そこが受け入れなれない人もいるらしく、僕個人としては常に新たな方向性は歓迎しているので、そういう部分が賛否両論分かれるところなのでしょう。

それでは全曲の感想を。

M-1  (opening)
8bitのファミコンサウンドを取り入れたイントロ的な楽曲。
今回のアルバムはCDという形であるなら、楽曲の羅列というわけでなくコンセプトに基づいたものを作りたいという意向があったらしく、アルバム名の通り、ゲームを後付けでコンセプトにしているそうです。
それゆえのファミコンサウンドがスキットでフィーチャーされています。

ちなみにこのファミコンサウンドはYMCKのプラグインを使用しているらしく、フリーでダウンロードできるので、我々庶民にも簡単に再現することができるのでオススメです。

M-2 笑うDJ
しょっぱなから爆速なサウンドで今までのバンアパ感をいきなり打ち砕く曲です。
木暮曲であり、「ジェットコースターでキラキラの中を爆走する」という脳内イメージに基づいて作られたらしいです。
確かにジェットコースター感はハンパないでね。
ドライブ中にこれをかけるとノリノリで運転できるので、なかなか気持ちいい。

今回のアルバムの曲に総じて言えることですが、ライブで盛り上がるものが多い気がします。
今までの曲は初期のものを除くと、一人で音の中に酔いしれる様なものが多いとおもうんですが、今回は下手すりゃモッシュとかダイブを誘発するような楽しい曲が多い気がします。

M-3 ピルグリム
PV曲であり今回のアルバムではとっつきやすい曲であります。
続 ・夜の向こうへを意識して合宿中に作られたものだそうです。
でもまた別のベクトルのポップさ溢れるものに仕上がったと感じています。

特に開口一番の川崎ギターの迸る安ポップ感!
ああいくダサい一歩手前みたいなベタフレーズはかなり好みですね。
荒井さんの意識する「再放送の夕方アニメED」感みたいのが遺憾なく発揮されていると思います。

とにかく今回の荒井曲は、ソロアルバムの影響もあってか、バンアパでの封じ手を解禁した気がするんですよね。
いままでだったら意図的に避けてきたストレートすぎるメロディとか展開をバンバンつかっている気がします。
バンドとしての尖りがとれたといいますが、いいものはなんでも取り入れていこうと言う、力の抜け具合が大きく楽曲に作用している気がします。

M-4 廃棄CITY
明らかに川崎のギターフレーズが元ネタでそっから広げていった感のある曲。
歌詞は方南町のスタジオバンキッシュを追い出された時のことを歌っているそうです。

特に間奏のジャジャジャッジャっていうキメ連発のアニソン感に笑ってしまいます。

M-5(save point A)
電車ノイズが混ざったこれまたファミコンサウンドのスキット。
木暮さんが自ら集音しに行ったそうです。
ここで一旦一区切り的な。

M-6 禁断の宮殿
読み方はオフィシャルで「きんだんのコート」だそうです。
COURTで宮殿と訳すあたり、「キングクリムゾンの宮殿」が題名の元ネタでしょう。
もちろんパンパじゃないゴルフ感漂うので原曲に間違いありません。

もうイントロのひねくれた入りから素晴らしいです。
歌詞もまさに腹節といった感じで、これがスタンダードなバンアパ感というか、バンアパの根源的な部分なんだなと自覚せずにはいられません。

最後のソーシャルロッカーの部分のベースの入れ方はたまりません。
もろフュージョン笑

M-7 殺し屋がいっぱい
stanleyやprime ministerのような気の抜けた曲。
題名とのギャップに笑いますが、歌詞はネットイナゴとか炎上を皮肉る感じのものですね。

歌詞の真意に気付けないと、サビの「君を殺さないとさ、眠れないから」とかもろ銀杏ボーイズっぽくて笑いました。
ミネタが歌ってても違和感ないというか笑

M-8 遊覧船
きました今回のアルバムのお気に入りナンバーワン。
クソ長い思わせぶりなイントロから急展開し、落ち着いたメロウなアコギサウンドに落ち着くところは笑いました。

メンバーの中でもこの曲が一番合作したらしく、イントロは川崎でそっから丸投げという方向性の見えない感じが見事の反映されています。

でもなんといっても、しっとりとしたメロディの良さとアルペジオの感じだよね。
もろツボというか、情景が見事に浮かび上がるのが見事。
個人的には東南アジアの夕方のビーチってのが浮かびました。
あと屋形船の店内BGM的要素もある 気がします。

M-9 月と暁
今回の問題作でしょう。
某匿名掲示板では「アルフィーっぽい」とか「ありきたり」とか「バンアパでやらなくてもいい」みたいな意見が多発していました。

でも逆に僕はバンアパでこういうストレートな曲が聴けたことが嬉しいんですよ。
ダサ邦ロック的なメロディが好きなんですねー。
サビ前の川崎ギターのメロディもいいし、細かい部分で見れば結構ツボる部分が多いんですよ。
特に、「淡く切ない〜」の前の部分からの川崎ギターのフレーズなんてツボすぎます。
パワプロ感がたまりません笑

まあこの曲を再生するときはどっかで恥ずかしさが同居してますがね。

M-10 (save point B)
ベーコンアンドエッグスのリメイク曲。
日本語アレンジを効かせ、歌い上げるのはご存知チャニー氏。
バンアパって改めて家族経営的なバンドですよね。

M-11 裸足のラストデイ
純度の高い原曲二発目。
今回のアルバムは共作らしいですが、原曲だけは相変わらず単独制作らしいです。
原さんのストイックさからすると他の人に自分の曲を委ねられないんでしょうね。
でもそのかわりに妥協を許さない細かなところまで気づかされるものが出来上がると感じています。

キチガイ連呼はもはや様式美。
行き違いなど韻を踏むテクまで披露しています。
ライムスター宇多丸のダブルミーニング連発ソング「キキチガイ」では巧妙にワードを隠しているのに発禁になったのに、ど直球で「キチガイ」連呼、しかもラジオで流そうとしたのは笑ってしまいます。

でもキチガイってワードは別に笑わせたいんじゃなくて、原さん的に素敵な生き方をしてる人の総称なんだと思います。
まあ「自分の芯を持って生きてて、世間に理解を求めていない生き方をする奴」みたいなニュアンスでしょう。

あとラストデイ連呼はレコーディング最終日だったからというのもあるらしいです。

M-12 消える前に
まさかバンアパでエモが聞けるとは思っていませんでした。
サビのまごう事なきエモさは僕のルーツがエモ方面にあることからも大好物です。
あとBメロのユーミン感すごくないですか?
サビ前のやけくそタッピング昇竜アンドツーバスも笑えます。

たまにはこういうのもあってもいいじゃないって感じですかね。
楽曲の幅は広がったし、いろんなジャンルつまみ食いって感じで、ある種の楽曲大喜利チックな楽しみ方をすればいいんですよ。
勝手に終わったとか裏切られたとか嘆いてるやつは思い出の中だけで生きてればいんですよ。

M-13 最終列車
今アルバムのマスターピースですね。
バンアパ屈指の美メロが漂うこの楽曲。
荒井曲プラス大サビは小暮さんでもともとヴァンヘイレンを目指したとかいう意味不明な成り行きもあったそうです。

とにかくメロディがいい!
もうど直球ど真ん中展開が炸裂しており、ずるいなーっての連続です。
大サビなんて号泣必須ですよ。

個人的にはメロコアを聞いてたときのときめきが蘇ってきましたね。
メロディが良すぎて、何回もループして再生するあの感じ。
もうなんというか、この曲大好き笑

ちなみにアウトロは荒井さん屈指の悪ノリらしいです。

M-14 (ending)
最終列車のアウトロからそのままファミコンへフェードイン。
こうやってシンプルな音源で聴いても、元のメロディの良さが引き立ちますね。
バックにほのかにメンバーの会話を流しているらしいですが、内容が内容だったため、聞き取れないレベルに加工が施してあるとかなんとか。


ざっと総括すると、今回のアルバムは本当にバラエティ豊かで総合商社感があるというか、オープンワールドっていうコンセプトでまとめないと、本当バラバラなんですよね。
でも、こまかなところをちゃんと聞けば、バンアパらしいところがたくさんあるし、「おっ」って思う展開とかフレーズもビンビンにあるのです。

だから根底の部分ではなにも変わってないっちゃ変わってないんですよ。
そりゃ同じ人間がつくってるからそうなんですけど、やっぱり、バンアパのアルバムってのは聞き込むほど味が出てくるもんだなと思いますね。

他のアルバムに比べると各曲の平均点は高くないと思いますが、遊覧船と最終列車というマスターピースを生み出してくれたので、ある点では突出したアルバムだといえるでしょう!

2015/03/23

架空の世界地図③

 
地域概略図国名付きver(ごちゃごちゃしすぎ)

お次は架空の国旗編です。
全8地域+2カ国!
まずは西ユニア連合から。
基本的にヨーロッパを意識しているので、配色にヨーロッパ諸国の元ネタがあります。
ILISITYの斜め四色とDINPHILの長方形大中小3色が現実世界のトリコロール縦と横に相当します。

この中で個人的にお気に入りなのがMARTINで、最後に作ったので持てる配色全部使ってやろうとカラフルな仕上がりに。
設定でもMARTINの国家成立は近年であるため、それまでのスタンダードから一歩発展させた感じの国旗となっています。
持てる素材全て使い果たしたやけくそ感がいいですよね。

一応、HORAIはユニシア大陸全土に広がる宗教ホライ教発祥の地で、聖地として扱われています。
こういう国家の設定をおいおい作りこんでいきたいですね。

 お次はマーフネルシュ共同体。
マーフがロシア、ネルシュがソ連的なイメージです。
7芒星が共同体特有のアイコンであり、西ユニアに対抗する強い共同体ですね。
YUPATAKAN、GOYOTEの色使いはかなりお気に入りと成っています。
こういうシックな赤さえあればカッコよく見えるんです。

SOUTH CERTSCHは国内紛争のゴタゴタがあってMNC側についたという設定です。
サラムーンも分割されてこっち側についています。
まああまり共同体外の地域との関係性は良くない我が道を行く地域といえるでしょう。
GOYOTEもオフリア地区から飛び地のように加入していますし、ダークヒーロー的なニュアンスでしょうか。

第三の有力コミュニティとしてユニフォニア率いるユニフォニア同盟が存在します。
その名の通り、大正義ユニフォニアと植民地化された北ヌジア諸国の集まりであります。

このユニフォニアの国旗も気に入ってますね。
アメリカ的なダサさを意識しており、仕上がり的にはダサいというよりもダサかっこいい感じに落ち着きました。
パワプロのサクセス球団で強豪チームでありそうな配色だと自負。

ユニフォニアはアメリカと興りは同じ感じでいろんな地域から多民族が集まった新興国家という設定です。
まわりの雑魚国家を植民地化し、西ユニア、MNCに対抗しうる影響力の強いコミュニティです。
特にMNCとはサラムーン分割でバチバチであり、一発触発状態。

ユニフォニア以外の国は東南アジアなイメージのゆるーい国家と想像してください。
大麻吸い放題的な。
ヌジア連合は日本や韓国など東アジアをイメージした地域です。
他のコミュニティとは一歩劣りますが、なかなか有力なコミュニティであると言えましょう。

架空世界でありがちな幻想的なアジアの雰囲気漂う国家をイメージしています。
JATHINは日本をイメージしており、日の丸からの脱却が伺えますが、ちょっと微妙な仕上がり。
逆にCU国の方が日本っぽいなーと個人的に思いますね、大政翼賛会とかちょっと連想できそうなクールな国旗は自画自賛したくなります。
いずれも山や太陽などをモチーフとしており、自然豊かで太陽を崇めるという国なんだなと国家の信仰に対する考察もはかどることでしょう。

ここらへんからアイディアの枯渇が顕著であり、SUYEとENEYとQUAIは既存パターンの応用でどうにか編み出しました。
でも元々植民地だったとかの設定を加えれば、パターンが似てる国家との関係性も維持できるので、手抜きゆえにさらなる妄想が捗らせることができます。
続きましては東オフリア諸国。
正式な共同体は未だに発足していませんが、国際的にはこの辺りをまとめるならこのくくりになるという設定です。
〜スタン系の国家が多いことから、中東とかそこらへんのイメージがありますね。
赤黒深緑って配色もそこらへんの国家を意識しています。 

数こなすって意識があったのでここらへんの国家にはあまり思い入れがありません笑
お次はオフリア連合。
リュメイアを中心に成り立った地域です。
Xを模したマークが各国特徴的であり、XIEK国発祥の宗教である、ジークス教により興った国家であることを表しています。
現実で言う所のイスラム教的なものですかね。
特にジーク国は配色的にはイスラエルモチーフであり、そっからXに着目してアイコンを作成してみました。
やっぱXから始まる名称の中二っぷりはたまりません。

リュメイアも黒と金という現実では見受けられない配色ですが、なかなか不気味な暗黒国家感を演出できていてお気に入りとなっております。
黒ベースは正直、この配色以外は微妙になりそう。
あとOIRCEはいつのまにかバルセロナっぽくなってしまいました。
南北ノギア連合はその名の通り、南北ノギア大陸の国家がまとまったコミュニティであります。
カナダ、アラスカ、シベリアあたりを意識した薄暗そうな地域かつ南米の陽気さというよくわからないハイブリット感漂う地域です。

ここらへんは発想の枯渇が顕著で無理くり作り上げました。
まあ現実の国旗もちゃんと見ると、他の国のパターンをいただいているものや、価値観として国旗デザインを重視してない国家もあるので良しとしましょう。
でもRISHE国は回路っぽくてお気に入り。

ちなみに南北ノギアを見捨てるように独立を図ったブリガ首長国連邦ですが、四つの首長国から成り立っており、それぞれの国旗を組み合わされるとUBE国旗が形成されるという裏設定もあります。
しかし、まだそれぞれの首長国の国旗を製作していません。
ノルディア連合はCERTSCH島とMENECEN島からなる地域であります。
オセアニアの北半球バージョンを意識しており、CERTSCH島はオーストラリア、MENECEN島群はニュージーランドとその周辺の島々をイメージしています。

CERTSCH島はセルトス教発祥の地であり、CERTSCH国はその発祥国として神聖な扱いを受けています。
原則関係者以外立ち入り禁止の地域であり、とある季節だけ厳重な管理のもと立ち入りが許されるタブーな地なのです。

そしてそれを管理するのがNORTH CERTSCH国ですね。
 MNCに所属するSOUTH CERTSCH国とは宗教から発展した政治的紛争により完全分離した関係性となっています。
NORTHはユニフォニア側、SOUTHは西ユニア側についており、それぞれの地域の代理戦争の舞台でもあります。
SOUTH側もCERTSCH国管理の正当性を主張しており、未だ遺恨は絶えない状況であります。
でも国際的には北側に正当性がある感じです。
ちなみに日本の南北朝時代から着想を得ました。

そしておまけのABANDONED LAND(廃棄地)
本来は北ノギア大陸に位置しており、そこの国の監督下に置かれるのですが、表の都合でこっちにきています。
無所属感の漂うクリーミーな青に、地形の白抜きというシンプルさがいいですね。
じつはこれ、樺太の州旗のモロパクです。
あそこらへんの閑散とした雰囲気にとても似合います。
でも実際はノヴァヤゼムリャがモチーフです。

これが大まかな概要ですかね。
もう少し国家の設定などを煮詰めていきたいと思いますが、急速に開き始めています笑
側を作るとすぐ満足しちゃうタチなのです。