一度だけコレを経験した事がある。
小学校の給食の時だった。
その日のメニューにはツナパンなるものがあったのだ。
コッペパンにツナ、いわゆるシーチキンにマヨネーズを和えたものを載せた総菜パンにありがちな奴。
僕はシーチキンとマヨネーズが大好きだったので嬉しかった。
しかし同じクラスのある奴がこのパンを見て、声を上げたのだ。
「ツナって猿の脳みそらしいぜー!」
言わんとしていることは分かる。
コッペパンの上に無機質に載せられたそれは、ツナごとベーカリーしてあるせいか、焼き目が付いて脳みそのひだひだ感がとても出ていたのだ。
その発言をきいてからどう見ても小動物の脳みそにしか見えなくなった。
その的を得た的確なたとえは多くの共感を呼び、他クラスにも伝搬していった。
小学生なので「ツナ」という単語の意味が本当に分からず、脳みそと信じ込んでいる奴もいた。
そんな事もあって給食が始まってもいっこうに皆、ツナパンに手を着けない。
特に女の子たちは本当に猿の脳みそを食べるかのように敬遠していた覚えがある。
ツナパン大好きな僕でさえ、何か気持ち悪くて手を付けれなかった。
匂いを嗅ぐと、なんだか脳みそ臭さみたいのも感じとれられたのだ。
脳みそ臭さが意味分からないけど笑
結局、クラスの八割方がツナパンを一口も食べずに廃棄した。
まさに集団ヒステリーというか集団心理が悪い方向に向いてしまったのである。
この猿の脳みそパンという事実を知った他のクラスでも同様の事が起こったのは言うまでもない。
それ以来、ツナパンは表舞台から姿を消し、給食界から抹殺された。
もし僕が勇敢に、「みんな騙されるな!コレはシーチキンと言ってマグロなんだ!証明する!」と言って旨そうに食べたら、この騒ぎは治まったのだろう。
非常に後悔している。
英雄や革新を起こすものは最初は理解されないのだと感じた心温まるエピソード。
最近睡眠がバグっている。
ある時は夜の九時ぐらいに強烈な眠気に襲われ、めちゃくちゃ寝たと思ったら三時間ぐらいしか経ってないのに猛烈にすっきりしていたり、別の日にはどんだけ寝ても寝たりず、なんだかんだで16時間ぐらい寝てしまう事がある。
大抵そういう時は疲れが一切取れない。
訳の分からない時間帯に起きてしまうし、起きてからもやる事が無くて辛い。
いろいろとバグリ過ぎて困っている。
でもそのとき見る夢はなかなか名作ぞろいというか、印象に残るものが多い。
普段の自分にない発想に基づいた物語ばっかりで、新鮮な気持ちでエモいストーリーを楽しめるのだ。
しかし、起きた時の絶望感はその分強い。
まさに逃避この上ない。
とりあえずダッシュしてこよう。
ダッシュは全てがいい方向に向く。
気分が上がるし健康にもいい。
アニメのオープニングでキャラのダッシュ率が高いのも、人を前向きな気分にさせてくれる潜在的なサブリミナルの一種だろう。
ネガティブな理由で走る人は居ない。
殺人鬼から逃げる時でさえ、それは生存を求めるある意味ポジティブなものである。
飛び降り自殺をするときにダッシュで飛び降りる人は居るのだろうか?
それだったらネガティブダッシュに分類されるけど、イメージが無い。
というか走る気力があるならスーサイドできないと思う。
でもそんなポジティブ自殺も見てみたいわ。
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「らいおんハート」のカバーというかアレンジなんだけどださ過ぎて爆笑しながら最近ヘビロテ中。
サビでの消化不良感がハンパないし、つんのめり感が凄まじい。
凄い疑問に思うんだけど、こういうゴリゴリでもないしゃら臭いラップユニットってどういういきさつで発生するんだろうか。
バンドみたいにライブハウスでこういう奴らもライブしてるんでしょうかね。
個人的に新世代のミステリ作家で最も期待している七河迦南 。
「七つの海を照らす星」で鮎哲賞を受賞後、その続編である「アルバトロスは羽ばたかない」でこのミスが凄いにランクイン。
それに続いた3作目がこの「空耳の森」。
全九編からなる短編集でそれぞれ作者の趣向をこらした満足度の高い作品である。
特に最後のエピソードはこれまでの短編が一つの物語としてつなぎ合わされ圧巻の一言。
それだけでなく前二作も巻き込んだ壮大な「七海学園サーガ」として成り立つのが凄い。
実質、これも続編だった訳なんですね。
この人、前の作品を完全にフリにして物語を作るから読み続けてる人としては堪らない。
アルバトロスでああなっちゃったけど、今回の作品で復活したという事でいいんでしょうか。
アルバトロスを読み終わった時は、「作者は登場人物に思い入れなんてなくて、純粋に駒として扱う何てミステリ野郎の非常さを持ち合わせた奴だ!」と思ったもんです。
でも今作でまた前二作が絡んで来た時はもう思い入れがあるのかないのか分からない笑
それぞれの詳細なネタバレはもっと詳しいサイトに任せて、感想だけ。
というかお話を構造的に分解してそれを説明する力もない。
読み終わっても気付けてない部分が多くて、解説サイトで初めて気付かされたときは自分の読解力の低さに泣きたくなりますね。
いっこいっこのお話も読者をいかに驚かせてやろうかという作者の趣向が全開で好きですね。
一行で世界が反転する様は見事。
やっぱミステリってあのネタバラしのハッとさせられる瞬間の為にあると思います。
しかもそれだけでなくそのバラバラな物語が最後にひとつになる様も気持ちがいい。
こういう作品って大好き。
あとこの作者が好きな理由としては、お話自体の「国語の教科書に乗ってる」感が堪んないんですよね。
ほんのりと考えさせられるようなエモせつなさ見たいのが内包されていてたまらない。
しかもそんな話なのにどんでん返しされるなんてツボを付きまくりで最高。
自分の理想とする「ミステリとして面白い」と「お話として面白い」の二つを両立させたいい作品だと思います。
今後の作品に期待したいです。