2014/01/13

スカイパーフェクト記

最近スカパーを契約した。
小学生の頃に金持ちの奴の家に行くと必ずスカパーでアニマックスが常時垂れ流しされていた思い出があるので、スカパーを常に見れるというのは金持ちの証として感慨深いものがある。
スカパー=金持ちの家とは言わないけど、趣味の人とか雑学教養に長けてるイメージはあると思ってます。
まあ趣味の人=大体金持ってるから回り回ってその理論は会ってる気がするけどね。
てかスカパーそんなに高くないし笑

そんな訳で一日中垂れ流しにしてる訳なんですが、かなり面白いですね。
特にディスカバリーチャンネルでやってる外国の番組が面白過ぎます。
サバイバルゲームという番組が特に最高。
ベアグリルスっていう元軍人が森とか砂漠とか雪山みたいな極地に遭難したときに、生き残るすべを実演で教えてくれるっちゅーエクストリームなプログラムな訳ですよ。
そこらへんに居る蛇をいきなりぶっ殺して生で食ったり、砂漠で死んでいるラクダの死骸の中に入って「砂を防ぐシェルターになります。」とか真顔でいっちゃうイカレ外人な訳ですよ。
あと「底なし沼にハマった時の脱出方法をお見せします」っていったかと思うと、いきなり自ら沼にハマりにいって、そっから脱出テクを実演してくれるんです笑
それで体中ドロドロになりながらハアハアいって抜け出すのは爆笑せざるを得ません。
虫とかを「貴重なタンパクです」というおなじみのフレーズとともに生きたまま食べるんですが、めちゃくちゃマズそうに食べるのが最高。
佐々木孫悟空かよ、って思っちゃう笑

もう一個面白いのがベーリング海の一攫千金っていう奴。
荒れ狂うベーリング海でカニ漁をする男達を追ったドキュメンタリーなんですね。
冬場のクソ寒い危険な海で不眠不休でカニを捕り続けるブラック極まりないエクストリームな様に密着していて、もうコレが面白くないはずが無い!
絶対的な権力を誇る船長と乗り組み作業員のいざこざ殴り合いは日常茶飯事だし、 限界を超えて労働する様を描いたまさに蟹工船的なプロレタリアプログラムでもあるんですよ。
何でも一回の漁で数千万稼げるという夢のある職業らしく、野望を抱いた若者達が毎年やってくるんですね。
そいつらが熟練の船員たちを尻目にノックアウトされて行く様はもはや様式美!
んでしたっぱだから雑用多くてさらに切れ狂うのもお約束なんですよ。
それで不注意で海に投げ出されたり、カニを捕るでっかいゲージに挟まれたりしてホントに死ぬ可能性が高いシーンも余すとこなく放送してるから最高。
何とか救出したあと「ありがとう」と男同士で抱き合うシーンは感動すら覚えます。
船員達もキャラが立っていて愛着がわいてくるんです。

コレこそ金を払ってまでも見たい番組だと思わされます。
でも一日中そればっかり見てるとマジで時間の感覚が亡くなるので恐怖。
夜中じゅう充実したプログラムをやっているので深夜の精神安定剤にはかなりなりますが、日常生活に支障を来してしまうというデメリットもあります。