深夜徘徊もいいが早朝徘徊もいい。
また違った趣があって堪らない。
深夜徘徊は夜中特有の「この世で独り」感を存分に味わえるが、
早朝徘徊はそれとは違って「コレから動き出す」感が堪らない。
朝の六時ぐらいにそこらへんをぶらぶらすると既に働いているバイトくん、散歩に精を出す老人、ペットを散歩に連れ出す人たち、オールして死にそうになっている大学生、ワンカップ片手に闊歩するロートル、出社前にジョギングを欠かさないエリートっぽいリーマンなど様々な人種に出会える。
一種の人間交差点というか、普段だったら絶対絡まないような人々に出会えるのがとてつもなくエモいのだ。
その人達の人生を想像してセンチな気分になる事間違い無しである。
散歩が終わった後に松屋に行ったら、新聞配達を終えて腹ごしらえをしようとしている青年がいた。
なんか勝手に色々境遇を想像して凄いエモーショナルな気分になった。
両親は幼い頃に居なくなり施設に預けられ、今は新聞配達をしながら定時制に通い、大学入学を目指す、みたいな笑
早朝の松屋で運命的な出会いを果たし、彼の運命は変わっていく事だろう。
それぞれの人生を勝手に妄想して自己満足するのは楽しい。
早朝徘徊はそんな妄想に直結するような訳ありそうな人々に出会える。
そういう短編集みたいなのが欲しい。
まさにエモ。
最も過大評価されている食べ物は蟹だと思う。
まず値段が高過ぎる。
どんな高級な蟹であっても所詮蟹の味でしかない。
不味くはないが旨くもない。
ありがたがって食べる物では無いと個人的に思っている。
あとかにかまなるイミテーションも存在する。
高級な蟹の味を庶民の食卓へをコンセプトとするかまぼこ加工食品。
最近では本物の蟹と味も見た目も遜色ない精巧なものが存在している。
僕にいわせりゃ、蟹より旨い笑
値段的にも蟹の味はコレぐらいがちょうどいいんじゃないかと思っている。
だから蟹って本来はかにかまぐらいのスタンスで食べるものだと思う。
というかあの高さは捕獲コストとか保存コストに掛かるものだろう。
でもそこまでして食べるものなのかも疑問が残る。
ちなみに僕の場合は知り合いのおっさんが余った蟹を良く持って来てくれたので、高級なイメージは余り無い。
学校から帰ってくると玄関に置き手紙とともにでかい発泡スチロールの箱が置いてあり、それを開けると氷の中で蠢く無数の蟹を見た時は得体の知れない恐怖を覚えたものである。
地球外生命体を見かけたら多分同じような感情を抱くに違いない。
恐らく、蟹は本当に地球外生命体なのだろう。
それが今日の蟹人気につながっているという仮説を立てる事が出来る。
侵略して来た宇宙人を食い尽くすという人間の生存本能みたいなのが働いているに違いない。
ヒトには地球外の存在を排除する本能が遺伝子レベルで刻まれているのだろう。
蟹星人を根絶やしにするのが我々の使命なのだ。
だから皆、蟹を食べる時は黙るし、漁師もリスクを犯して必死に捕獲する。
そしてあの殻を必死に割り、中から出てくる労力の割にあわない身を必死にかき出す。
「異物をハカイせよ 」という命令が下されているに違いない。
でも蟹味噌は好きです。
大学には猫がうじゃうじゃ居る。
猫にとって一番過ごしやすい環境である事は間違いないだろう。
広大な敷地に雄大な緑、安全と平穏が確保されたその土地は人間ですら住みたくなるほどなのだから。
恐らく野良猫カーストに置いて、大学猫というのは最上位に位置すると思う。
安全が確保され、仲間も多く、餌にもあり着けやすい。
生存を確保するには持ってこいの場所である。
大学によっては猫を保護するサークルも存在するため、野良猫のくせに家猫よりVIPな生活が可能となるのだ。
最近、近所の大学に猫をよく探しにいく。
猫が敷地内を横切るのは日頃よく見かけるのだが、その住処というかベースとなる基地を発見しようと探索しているのである。
茂みや人間が立ち入らないような場所をくまなく探す。
それも深夜に笑
その大学は通り道としても活用されているため、深夜に人と出会うと、かなり相手はビビってこちらをみてくるのも堪らない。
恥を棄てて、探索活動をしているのだが一カ所ぐらいしかまだ生息地を発見できていない。
というか猫は帰巣本能はあまり無いのかもしれない。
その日暮らしというか、安心できる区域に居ればどこでもいいのかも。
だとしたら、かなり捜索は困難を極めるのだ。
しかも、群れで活動することもひなたぼっこぐらいしかないし、基本シングル猫ばっか。
深夜に出会い頭で茂みにダッシュ逃走はデフォなので、なかなか特定できない。
まさに猫っぽい生き物なのだ笑
というか猫なんだけどね。
いつか猫穴場を見つけて誘拐するのが今のところの夢です。
ガルキマセラとうモンスターがFFで出てくるのだが、この名前をずっと「ガゼルキマイラ」だと思い込んでいた。
というかガゼルキマイラ以外あり得ない。
ガルキマセラって何かネーミングとしてむりくりというかおかしい。
元ネタはググったところギリシャ神話に出てくる妖怪ぽいのだが、うーん。
大体、名前の区切るところが分からない。
ガルキ・マセラなのかガル・キマセラなのかそれともガルキマ・セラなのか。
いずれにしろ、しっくるくる事は無い。
あと英語版のFFではガルキマセラはJAKANAPESというらしい。
意味は生意気な奴・うぬぼれや・こましゃくれた子供などがあげられる。
というかガゼルキマイラの方が絶対かっこいいと思う。
モンスターの形状と意味は全く違うけど、この溢れ出る敵感と邪悪感。
ガゼルは鹿っぽい絶滅危惧種の動物でキマイラはギリシャ神話の混血っぽい怪物の事。
転じてキメラとも読む。
この語感のよさはハンパないと思うんですがどうなんでしょうか。