2018/10/05

仮想通貨でどんだけ損失を出したか回顧する

2017年末ごろから仮想通貨バブルというのが起きました。
2018年年明けとともにそのバブルは膨張していき各種メディアでは「億り人」とも名付けられ新たなテクノロジーと富裕層の誕生に、暗い現代社会に新たな投資コンテンツとして非常に注目されたものです。

しかし、そんなバブルもすぐさま崩壊。
記憶にも新しいcoincheckのXEM流出騒動。
そんな煽りを受けビットコインを始め各種仮想通貨たちは一時期の価値を一気に失ってしまいました。

僕もちょうどバブル天井で仮想通貨参入を決め、日々ワクワクな思いだったんですが、投資してからすぐさま崩壊という体験をしてしまい完全に損失を出してしまったトホホな小市民でございます。

しかし、儲けて売り抜けた話はネットの中でも多数ありますが、大損こいたエピソードたちはあまり聞かれないものです。
他人の不幸は蜜の味と形容されるように、世の中は人の不幸話が大好きなのにそういうお話たちはなかなか出てきません。
今回は、自戒の意味を込めて僕が仮想通貨でどんだけ損失したかについて書き連ねて生きましょう。

これが現在僕がコインチェックにて保有している全仮想通貨の推移です。
今年の1月始めに仮想通貨取引をなけなしのボーナス貯金25万程度でスタートさせています。
ビットコインを始めコインチェックで扱う各種仮想通貨を満遍なく
最初はもちろんバブルの恩恵を受けまして1週間程度で30万近くまで高騰し、約5万円程度の利益を手軽に得ることができホクホクの思いでした。

とある日のスクショ。XEMとLTCが一押し銘柄という先見のなさ。
 特に自分の中でアツかったのがのちに流出騒動から大暴落を起こすこととなるご存知・XEM。
そして、その送金能力の高さから、投機手段ではなく決済目的で伸びると絶大な信頼を置いていたLTCに絶大な信頼を寄せていました。

そしてネットの仮想通貨情報を読み漁り、ギャンブル性の高い「草コイン」という博打にも手を出してしまいます。
草コインというのはざっくり説明すると「まだ価値はないけどこのブームにより一晩で何百倍以上も価値を出す可能性のある2軍コイン」の総称であり、バブルの頃はそのような大化けコインが多数あったものですから、そちらにも全力投資していたのです。

草コインオールスターズ。現在は全て爆死しています。
 coinexchangeという海外の草コイン取引所を見つけ出し、コインチェックのライトコイン10万円分を全て草コインに変え、10銘柄程度を1万円分づつぐらい購入したのです。
もちろん現在は全て爆死しその価値は暴落しておりますのでいかに無策だったのか分かる画像です。

 そして皆さんご存知XEM流出。
僕は流出被害には幸い合わなかったのですが、その後コインチェックはXEMの取り扱いを停止いたしまして、5万円分程度保有していたのですが、その半額である2万5千円程度で払い戻しになるという価値半額でXEM取引はフィニッシュとなります。

そして各仮想通貨はその煽りを受け大暴落。
最初の画像のナイアガラっぷりからも分かるように一瞬にして30万程度の価値が3万程度まで落ち込み現在に至るといった具合です。

その頃には現実逃避を込めて仮想通貨にすっかり興味を失っておりました笑





そしてこれが2018年10月現在リアルタイムでの保有通過です。
各種通貨保有していたのですが、なんか整理したくなってビットコイン・ライトコインの2つに絞って頑張っています(というかコインチェックは取引制限があるのでこの二つぐらいしか購入できない)
30万分が3万円という凄まじい爆死具合ですがこれでもまだ第二のバブルを信じて保有していく所存でございます。

そして爆死に爆死を遂げた草コインですが、

 債務整理を兼ねまして各種草コインからは堂々の撤退。
なんとなくまだ好きなLTC・なんか伸びそうなEOS・そして国産コインでまだ運営が頑張っているNANJコインの三つに絞りまして細々とムーン狙いの保有をしている次第でございます。
これも10万円分が現在1万円程度まで大暴落していますのでコインチェック保有と同じような比率で損失でございます。

そのほかにも各種ICOや専用取引サイトでの草コインに手を出したりしてそのコインの行き先すらも把握できない自体となっており、多分その分たちで2〜3万円程度の損失を出していると思われます(もうどうせ損してるから追う気力もない)

ということでざっくりとまとめるとおおよそ25万円分の投資をして、現在保有額で4万ちょっとなので、20万円は確実に損をしているということができるでしょう。

まあこっからさらに化ける可能性もあればしぼんでいく可能性もあります。
しかし、通貨の価値が0になったわけではないので、ブロックチェーン技術というのはある程度優秀なものです。

こっからあの時のように短期的な爆跳ねは望めませんが、せめてじわじわと価値を戻し、プラマイゼロまではいってほしいものです。
これがブームに乗ったバカの顛末でございます。

2018/10/04

多分もう二度と出会えないであろう外国人たち

今の時代各種SNSで繋がりがあるし、若い人なんてのは幼少期からそういったものが整備されきった世の中なので、今まで出会ってきた人々全員をネット経由で探そうと思えば探せるみたいな人も多いんじゃないかと思う。

僕も高校あたりからmixiをはじめそういうネットにリアルが介入してきた世代であるし、ネットストーキング的に知り合いのSNSアカウントを特定したりするのが人には言えない趣味だったりする。
(最近だと電車でスマホ構ってる人の画面覗き見して、そっからそいつを特定して交友関係等調べて1人でニンマリするという陰湿で非生産的な趣味も覚えました)

まあ最悪ネット経由でそいつの現状が知れなくても地元の友人だったらそいつらをしらみつぶしに当たれば現状何やってんのか確認できるし、最悪、探偵とかそういうツールを利用することによって個人の現状特定は可能である。

しかし、それが短期間日本に滞在していた外国人ならどうだろうか?

ギョームくんという外国人が我が家にホームステイしていたのは僕が幼稚園に通ってたぐらいだったと思う。
父の会社の関係で1週間ぐらい我が家に滞在していた。
別に特別に何かするわけでもなく、「日本の一般的な家庭を知る 」みたいなコンセプトでの短期ステイだったんだと思う。

幼少期の思い出なのでそんなに記憶がないが、寿司を食べたことと一緒に家族でカラオケに行ったことを覚えている。
ギョームくんと話した記憶すらないし、そもそも日本語が通じたような気配さえもない。
というかギョームという名前自体フランス圏の人間の名前らしいし、日本人特有のカタコト英語で最低限のコミュニケーションみたいなレベルだったのかも怪しいのである。

こういう記憶の奥底にいる外国人を大人になってからふと思い出した瞬間に凄まじいノスタルジーを感じざるを得ない。
当時の記憶はほとんどないし、ギョームくんにとっても大した記憶になってないエピソードだと思うし、多分幼稚園児だった僕のことを記憶の片隅にもない人生を過ごしているだろう。
しかし、僕はギョームくんが今どうやって生きているのかが猛烈に知りたくなってしまうのだ。
もちろんこの広大なインターネットの世界でしてもそのつてはない。
実家に戻って、写真やギョームくんのフルネーム等分かる資料があればまだそれを元に具体的捜索可能なのだが、そこまで熱量を持って捜索する気概もないのである。

こういうふとした瞬間に「記憶の片隅にいたあの人」を思い出してしまうのが辛い。
子供の頃に出会い、どんな大人になっているのか想像もつかないあいつらというのが非常に魅力的なのだ。

もう1人記憶の中の外国人というのが存在する。
 これも同じく幼稚園の頃に出会った人で、確かベルギー人かスイス人かどっちかの同い年の女の子であった。
どっか外国に住んでいた子で、夏休みを利用して一時的に日本のおばあさんの家に滞在し、その1ヶ月程度の期間中、近所であった僕の通ってた幼稚園に国際交流も兼ねて通っていたというような具合だったと思う。

名前は「アンベルノ・リリア」みたいなノリの発音で、これでググっても人名らしきのは該当しないのでこういうノリの類似ネームだと思う。

彼女との個人的な思い出は外国のチョコレートをもらったぐらいしかなく、しかも、お菓子持ち込み厳禁の筈の幼稚園に、我が物顔で大量のチョコを持ち込む彼女の姿に、外国人のおおらかな感性を感じてしまっただけである。
幼稚園の村社会しか知らなかった僕が初めてグローバルな視点を持てた瞬間であろう。

そして僕の同級生にオオグニくんというやつがいた。
親が警察官で本人も幼稚園児にして柔道を嗜むという無骨な日本男児で、彼はリリアちゃんに完全に恋していたのだ。
リリアちゃんがやってくるとオオグニくんはモジモジしながらも接近し、彼女との異文化コミュニケーションを楽しんでいた。
おそらく言語は通じていなかったであろうが、個人的にはハチクロ的に「人が恋に落ちる瞬間を初めて見た気がする」という感情になったので、リリアちゃんという異分子の存在は、幼稚園児だった僕に新たな視点を授けてくれた点で感謝しかない。

しかし、前述したようにリリアちゃんの滞在は夏休みの1ヶ月程度。
オオグニくんがやっといい感じになってきたところで彼女との強制的な別れは避けられないものである。
最終日はリリアちゃんが外国のお菓子とポストカードみたいなのを大量に配って回っていたのを覚えている。
そして、一夏の恋に終止符が打たれようとしている男・オオグニくんは凄まじい号泣具合だった。

リリアちゃんがその後どうなっていたかも気になるし、オオグニくんも気になる。
オオグニくんは親が警察官で転勤族だったこともあり小学校に上がるタイミングでどっかに引っ越して行った。
中学ぐらいの時に、地元の新聞のスポーツ欄で柔道大会で優勝した記事を発見して以降は完全に消息を絶っている。
まあ、立派な警察官になってそうなことを期待したい。

そしてリリアちゃんはどうしているのだろうか。
僕はリリアちゃんという存在をオオグニくんの初恋を通してしか認識していなかったが、こういう存在というのが本当に気になって夜も眠れなくなってしまう。
彼女の場合はギョームくんと違って名前の正確性も一切ないので、もう消息を追える可能性も低くなるだろう。

こういう二度と会えない彼等というのは僕が死ぬまで人生の中で定期的に思い出してしまうんだと思うと胸が悲しくなる。
そして同時に彼等は「僕」という存在を記憶の片隅にもなく、認識せずに人生を送っていると思うと切なさが爆発する。
一方通行の記憶という要素は非常にエモーショナルを掻き立てられるものです。

2018/09/28

バイトがだるい大学生はUberEatsの配達員でヌルく稼いだ方がいい話

バイトをしている大学生は多いと思います。
しかしバイトというのは怠いものです。
学生の本分は勉強といったもので、出席ある授業やレポートの提出に追われ、さらにはサークル活動やモラトリアム期間ゆえの余暇を楽しみたいものです。

しかし欲しいものを買ったり遊ぶのにも金がかかります。
必然的にバイトをしなけらば稼げないという負のループが発生しますが、やはりシフトに縛られたりと余暇の時間を削減しなければならず、それに加えて大学で授業というのもあり、結局、バイト始めたら遊ぶ時間ないじゃん!なんてことになりがちです。

バイト応募からの面接で採用というプロセスも思った瞬間に稼ぎに直結せず怠いですし、バイト中の拘束時間というのもある意味自由を殺すことになります。
やはり理想なのは空いた時間にサクッと稼いで、遊ぶときはシフトもなにも気にせずダラダラあそびほうけるということです。

かといって株式投資などは資本がないと短期間で稼ぎ切ることも不可能ですし、インターネットでアフィリエイト収入を得ようと思ってもある種長期的な戦略が必要となります。
やはり思いったったら即収益化し、なんか数万レベルでなんとなくのお小遣いが欲しいものです。

そんな怠惰な大学生にぴったりなのがUberEatsの配達員です。

 ubereats配達員の登録の仕方はこちらに情報を入力してアカウントをゲットすることからはじまります。
基本的にはネットでアカウント登録し、恵比寿にあるubereatsのサポートセンターでちょっとした説明を受け、配達用バッグをゲットできればその日から稼働可能です。
登録の際には招待コードとして、「PMH5QY」を入力していただければ幸いです。
50回ほど配達を完了すると3万円が受け取れるチャンスらしいです。


ubereats配達員というのはチャリで飲食店の食べ物をお客様の元にデリバリーするというサービスです。
上記のようにユーザー登録をし、サポートセンターで説明を受けて専用のバッグをゲットすればその日から配達業務が可能となる手軽さです。

もちろんシフトもありませんので、だるかったら仕事しなくていいですし、ちょっと金欲しくなったらサクッとやる気だして働ければそくお金になるというゆるいスタンスがたまりません。
勿論、報酬も週払いなんでそこの現金化のスピーディーさも気持ちいいもんです。

必要なものといえば、チャリとスマホぐらいです。
チャリなんてそこらへんのホームセンターでも格安で調達できますし、スマホなんてのも現代社会を生きる私たちなら大体持っていると思います。
この業務はマジで初期条件的には大学生がダラっと稼ぐにはふさわしい仕事だと思います。

業務内容はアプリをオンラインにしたら最寄りの飲食店から通知がやってきて、そこに向かい食べ物を回収したら、アプリ上マップに示されたお客の元に届けて、アプリで配達完了ボタンを押すというのが基本となります。
クレジットカード決済が基本なので煩わしい現金精算の必要もありませんし、そもそも配達業務なので最低限の挨拶程度で面倒なコミュニケーション等必要ありません。

一回の配達で距離に応じて報酬額も増加し、大体500円ぐらい稼ぐことができます。
それを10回こなせば日給5000円、そして月の空いた日に10日程度稼働すれば5万円のお小遣いが手に入っちゃうというまさに大学生の理想的なこづかい稼ぎツールと言えるでしょう。

勿論ガチでやれば時給2000円代ぐらいにもなりますし、日給1万もいけます。
そして、アプリ側からクエストと言って、「この日に4回配達したらボーナスで追加1000円あげちゃう!」みたいなモチベーションアップのイベントもありますし、ブーストと言って、高需要エリアに特化し「この日のこのエリアは配達報酬1.5倍!」みたいなキャンペーンもあるので、それをうまく組み合わせればなかなかホクホクな思いも可能です。

まあガチ稼ぎしたいなら普通にバイトしてた方がマシではあるんですが、やっぱり最初に述べたように、「なんか暇な時にサクッとこづかい稼いで、どうでもいい時は全然稼がなくてもいい」みたいな怠惰大学生には非常におすすめなんですよね。

 是非ともこれはそういう方にやっていただきたい。

<繰り返し宣伝スペース>
ubereats配達員の登録の仕方はこちらに情報を入力してアカウントをゲットすることからはじまります。
基本的にはネットでアカウント登録し、恵比寿にあるubereatsのサポートセンターでちょっとした説明を受け、配達用バッグをゲットできればその日から稼働可能です。
登録の際には招待コードとして、「PMH5QY」を入力していただければ幸いです。
50回ほど配達を完了すると3万円が受け取れるチャンスらしいです。

まあこれは紹介サービスみたいなもんです。
自分が配達員登録した後にそれを友達なんかに紹介コード込みで登録させると不労キックバックがゲットできるというカラクリです。
 大学の怠惰な友人たちにレコメンドしていくことでなかなかのこづかい稼ぎにもなるので皆様も是非。

会社を円満に辞める方法

色々怠くなってきたので新卒で入った会社を2年とちょっと勤めたぐらいで辞めることにした。
僕は一年目現場(工場・夜勤含む)である種その会社の伝統としてフォークリフトやユンボを乗り回し、2年目に経理の部署にぶち込まれ、社員400人規模なのになぜか会社全体の経理が2人(ベテランおばちゃんと僕)という体制で働かせられることとなった。
勿論、残業は月平均50時間ぐらいはあったし、決算期になると休日返上で月100時間ぐらいやっていた。

人数増やせば解決するのに全く人数を増やす気がない上司がムカついてきたので決算終わったら辞めることにしたのだ。
また、経理だけでなくPCに詳しい人がマジで1人も居ないという弱小企業だったので、システム担当(指名されたのではなく自分だけしか把握してなかったことがたくさんあるぐらいレベル低い環境なので仕方なく)もやっていて、周りのおっさんおばさんのITリテラシーを向上させるにも5年はかかると思ったのでちょっとこの先だるいだろうなと気持ちもあった。

特にシステム周りの効率化というのは、自分が行おうとしていることを相手にもやってもうらう必要があるのだが、うちの会社の人々はまず「説明の説明」がいるレベルのシステム理解力だったので、うんざりしていたのだ。

ちなみに僕が本社業務に入れられたぐらいでそれまでシステム担当をしていたおっさんがいたのだが、新システムの導入に案の定難航し、GWぐらいから飛んでしまったのだ。
多分、ある程度、自分以外にシステムがわかる若者が入ってきたから緊張の糸が切れて、どうでもよくなっちゃったんだと思う。
それまでシステムPC周りというのはそのおっさん1人が抱え込んでいて、なおかつ引き継ぎ等一切なく飛んでしまったので、最初は難航した。
それに僕は経理業務が本業でもあったので、パンク寸前であったのだ。

まあ、会社を辞める理由というのは愚痴っぽくなるし、揉めたくもなかったので何か円満に退社できる理由を探していた。

そして見つかった答えというのが「嘘をつく」ということである笑

まず会社を辞めるということを伝えるタイミングというのは「2ヶ月前」 というのが非常にいい。
残りの1ヶ月を引き継ぎに利用し、もう1ヶ月は有給全消化に充てることができる。
もし次の職が決まってなかってもその期間で転職活動を行えばいいし、決まらなくても失業保険をもらいながらダラダラ転職活動だってできるのだ。

そして重要なのが「辞める理由」である。

これに関しては「辛くて辞める」や「なんとなく」という本当の理由を言ってしまうと引き止められたり、納得されない可能性が高く、円満退社に至らないこととなる。
なのでそこで重要なのが「嘘をつく」ということである。

僕は真顔で上司に「転職先が決まって2ヶ月後にはそっちで働くことになったので辞めることにします」と嘘をぶっ込んだ笑

そうなると焦ったように上司は根掘り葉掘り次の職場について聞いてくるだろう。
ここではその嘘がバレないように設定を固めておくことが重要である。

嘘のコツとしてはいくつかあって、
①全く関係ない土地で働く②全く別の業種で働く③その転職先に決めた理由は知り合いor親族のツテであるという3点さえ守ればまずバレない。

僕の場合は大学が大阪で地元にUターン就職したので、「大学時代の友人が滋賀のシステムベンチャーで働いているので、そこに誘われて働くことにした」というリアリティある嘘をつくことによって成功した。

まず別の土地で働くというのは「環境を変えたい」とかの説得材料になるし、システム関連の業務に従事していたこともあって「そっちの道を追い求めたい」みたいな若者ならではの理由づけになる。

そしてシステムベンチャーというのがキモでIT音痴の我が社では全く別業種な分野のため、わざわざググって探すみたいなこともなかった。
一応業務内容は「大学のシラバスサイトの下請け」という最もらしい設定で乗り切ったし、社名も今時な社名を適当に考え、「つながりありきの下請け業務から始まったBtoBの企業だからホームページとかないしまだ出来上がったばかりの会社なんでそんな情報はネットにもない」とほざいとけば楽勝である。

そして「大学の友人がやっているベンチャー」というのも我ながらなかなかいいラインの嘘であったと思う笑
会社外の交友関係のツテを持ち出されたらそこを詮索してくる余地もない。
とりあえず今いる会社とは真逆のスタンスでやっている設定の会社というのが非常に重要であり、決定権をもつおっさんたちがあまり理解し切れない分野を選ぶのが得策であろう。
 そして、自分が今取り組んでいる業務や実はこういう分野がやりたかったみたいな理由を重層的に組み込むことにより、その説得性は増すことになり、上司たちは深追いをしなくなる。(まあ若いから色々なことに挑戦したくなったみたいなノリだとみんな賛同してくれやすくなります)

まあこうやって僕は嘘を言いふらし円満に会社を辞めることに成功したのだ。
皆さんも今の仕事が怠くなったらとりあえずやめてみるのもいいかもしれない。
それまでしてきた仕事というのは必ずスキルとなってるし、転職先が未定であってもある種人生の小休止を楽しめばいい。
人は社員でいなくても別に死なないし、この国では最低限の金さえ稼げば死なずに老人までなれる。
人生の空白期間や定期的な収入の供給停止に焦りを感じることもあるかもしれないが、まあ、そっからの頑張り次第でなんとかなるのだ。(しかしこの国は様々な分野に於いて若年無職には厳しい環境であるということは指摘しておきます笑)

僕の場合はその会社での自分の未来像みたいのが見えちゃってこんな単調な日々でいいのかなみたいな絶望感もあり、辞めて無計画に東京進出したってのがありますが今はまあ、だらだらいろんなことに挑戦してみようという時期でもあり、将来的な見通しは全くありませんが働いていた頃よりなんだかんだで幸せだと思う。

とにかく重要なのは生きている限り「歩みを止めない」ということに尽きる。
仕事に追われすぎちゃってぶっ壊れて引きこもっちゃったりして「人生の歩みを止める」ようならば、そうなる前に自分から逃げちゃって、新たな方向に歩き出すってほうがなんかいいんじゃないかと思う。

どうせ死ぬんだから適当に色んな選択肢持って大人になってから新たな人生を歩き出すってのもなかなか悪くないと思いますよって記事でした。
そして嘘ってのはここぞのタイミングで効果を発揮するのでなかなか悪いもんでもないです笑