2013/12/16

THE MANZAI 2013 感想

やって来ましたお祭りが。
毎年楽しみだけど、今回は特に楽しみでした。

1・レイザーラモン
抽選会でトップバッターに自ら乗り出し、大会をぶっ壊すのに期待してました。
個人的に一番ネタが見たかったのがこのコンビで、どんだけふざけるのかが注目点でしたね。
まあ、結果としては受けては無かったけど、レイザーラモンらしいくだらないネタで良かったですね。
最後のクールポコとか「Rさん、Hさん」、「セイでしょ」、「渡辺美里」等ちょくちょくと。
でも、なんかRGピンの時のくだらなさには勝てないというか、あくまで漫才というルールの中で戦うとそれが爆発しきれてないような感じはあります。
あと、「酔っぱらいやないか!」のくだりはアレ過ぎて正直ビックリした笑

まあ、M−1と違ってTHE MANZAIはお祭りコンテンツだからいいんですよ。
ガチンコの戦いじゃなくて、楽しいパーティーの時間としては彼らは必要。

2・チーモンチョーチュウ
名前は何となく知ってたけど初めて見た。
いかにも東京吉本っぽいかんじのテレビのお笑い好きにはパッとしないコンビって印象。
ネタは鶴の恩返しで後半に一気に長尺でなだれ込む感じのやつ。
そこそこおもしろかったです。

3・オジンオズボーン
ボケの方が適当な事いう漫才。
前とフォーマット同じなら意味ないでしょと思ってみてたら後半からツッコミの方もぶっ壊していく安心展開。
こちらもそこそこおもしろかったです。
というか特に思い入れもないし、印象に残るようなワードもない笑

4・千鳥
何故かなかなかハマれない千鳥。
漫才に関しては爆笑って感じじゃなくてニヤニヤな感じが続く。
ワードもハマる人にはハマるって印象です。
でも、四組の漫才のうち集中してみれたというか、引き込まれたのは彼らの漫才でしたね。
なんかずっとネタを見てたくなる感じ。

多分千鳥が勝ち抜けると思っていたら案の定勝ち抜け。
この時点では凄いもん見た!って感じが無かったような気がしました。

5・学天即
ここからBグループ。
正統派な漫才。
純粋に面白いし、文句はつけれない。
けど、こういうところで勝ち残って行くかといったら微妙。
まあ、力があるからこのまま漫才やり続けて、円熟味を増してほしいですね。

6・風藤松原
ことわざの続きを考える漫才。
「theアルフィー」でグッと心をつかまれる。
ワードのハマりようは抜群だった。
「オレンジページ」とかああいうのが個人的にツボ。
構成としてもかなり意識されていたのでよかった。
安定感あって好きです。

7・銀シャリ
こちらも正統派しゃべくり漫才。
学天即と同じようにこういう舞台では大きくハマる事はない。
でもその中でも今回のネタは少し微妙な気がしました。
まあ彼らも実力はあるのでこういうところででかい結果を残せなくてもok枠ですね。

8・ウーマンラッシュアワー
サーキット一位という事でかなりの期待大。
ここまでまだ爆発する事はなかったので何とか空気を湧かせてほしいという願望がありました。
もちろん最初のパラダイスの件でがっちり掴む。
なんか早口故の情報量のすごさもあってかなり引き込まれましたね。
熱心に見ちゃう感じで最高でした。

後半の「愛犬家」「三重県民」へのシフトが素晴らしい。
少し飽きかけていたタイミングでの絶妙な裏切りがまさに分かってるって感じでした。

もちろんウーマンが勝ち残り。
学天即に一票も入ってないのがちょっとかわいそうでした。
やっぱり審査員の評価は純粋に笑えた派と漫才が上手い派に別れるのね。

9・天竺鼠
こっからcグループ。
まあこいつらといえばシュールなネタなので、いかにぶっ壊してくれるか期待大でしたね。
でもボケの方が初っ端から噛んじゃったので少しぶれる。
ネタ自体もわけわかんねー感じで個人的には好きだけど、発想の切れ端を淡々と並べている印象がありましたね。
構成とか全然考えてないセンスだけの勝負。
ハマる人にはめちゃくちゃはまるけど人を選ぶのはそこらへんからでしょう。

最後のいきなりメタに走る展開は正直笑った。
くだらなすぎて好きです。レイザーラモンと同じであくまでお祭りなのでこういう奴らは必要なのです。

10・non style
またこいつらか…という印象。
というか漫才が上手過ぎてちょっと引いちゃう感じだった。
彼らが勝ち残ってもストーリー的には何の面白みもないのでかなり色眼鏡で見ちゃいましたね。
でも普通に面白かった。

11・東京ダイナマイト
彼らがココに勝ち残ったのはそれなりの理由があるんだろうという事で期待大。
みのもんたネタは最高に笑わしてもらいました。
でもなんかそれだけで普通の漫才の部分がイマイチだった印象もありますね。
最初の年のナイツのノリピーネタみたいにそこまで面白くて、ヒヤヒヤネタで更に笑いドン!ってのには至らなかった印象。
でも瞬間最大風速はここでした。
やっぱ生放送の醍醐味はここにあると思います。

12・流れ星
東ダイの余韻のせいかまったく頭に入ってこず。
というかかなりウケてたけど、あんまり好きじゃないなー。
心の奇麗な人たちのネタというか笑
ぶっ壊すものとかあくどい毒毒しいものが個人的に好きなので彼らのような奇麗な太陽は眩し過ぎます。
大人達がテレビの前ではバカやってるみたいなのを何故かビンビンに感じ取ってしまいました。
でもやっと売れそう。

ワラテンのシステムにがちっとハマったノンスタが通過。
というか女性信者力ってのも加算されたのかもしれません笑
東ダイに決勝来てほしかったので残念でした。
というかノンスタはもういいじゃん!ってのがねー笑
ドラマ性がないのが…

決勝はノンスタ、千鳥、ウーマンのネタ順。

ノンスタはさっきと同じ。
おもしろいし、上手。以上笑

千鳥はもうなんだかやりたいことやったって感じでしたね。
後半ボケたあと自分でニヤ付いてるのがおもしろかった。
笑い飯みたいになるのかなー。

そして満を持してのウーマン登場。
ネタの選択さえ間違えなければ優勝は確実。
フォーマットは最初と同じだったけど、やっぱり途中から変えてくる展開。
この時点で「ハイ、優勝おめでとう!」って感じでしたね。
なんかもう他のコンビを圧倒しているというか、オーラが違った。
勢いが凄かったし、次は何を見せてくれるんだろうって期待感。
文句なしの優勝です。

全体的に面白かったですね。
純粋に笑えるコンビが多かった気がします。
やっぱりお祭りだと実感しました。
純粋にテレビに釘づけになれたし、久しぶりにテレビのワクワク感みたいのが味わえた気がしました。

あと、ジャルジャルとどきどきキャンプとスパナペンチとアルピーのネタがどんなんだったのか確認したい。
ジャルジャルとかアルピーの発想勝負のかましネタってのはどんだけのものなのか非常に興味があります。
スパナペンチは単に気になる。
予選のレポをみるにどきどきキャンプは大集合スペシャルでやったアレかな?

しかし、最後の最後のきよし師匠クオリティーは最高でした。
今日、一番笑ったのはここだと思う笑
やっぱせこいっすわー。

2013/12/12

カーストものさし

動物と子供は人間のカーストにとても敏感である。
幼稚園に保育実習にいった時の事を思い出してほしい。
クラスの中心、いわゆるリア充に属する奴らはやはり子供達に大人気なのだ。
子供こそ人間のオーラとか器をすぐに見抜いてしまうんです。
多分そこらへんのカリスマ経営者の比じゃないと思う。

対して、蔑まれているような非リアたちはどうだろうか。
やはり普段の学校と同じように、子供達は寄ってこないのだ。
なんという悲しい証明であろうか。
強がって「俺子供嫌いなんだよね」とかいっちゃうけど、君も子供から嫌われているんですね。
だから「子供好き」なんて宣っちゃうと、いざ好かれないから大変なんです。
あのセリフはそんな予防線的な意味合いが込められているんですよ。

ホントに子供って敏感にそういうのを察せるんですよ。
最初に対面した時点で、リア充に吸い寄せられていくのが不思議ですよ。まじで。
純粋な心を持っているが故、その物差しはかなり正確だと思います。

ちなみに僕は凄い職人気質で図鑑とかずっと読んでて、一人で粘土ばっか作ってる男の子と見事に共鳴し合いました。
かつての僕に出会った気がしますね、見事にシンクロニシティを起こしている気がします。
まあ類は共を呼ぶじゃないけど、似た者同士察せるんだなーと感じました。
二人でずっと粘土こねてんの笑
お互いに作品を発表し合って、ぶっ壊し合うという遊びがまさにイケて無い奴筆頭な感じがします。

子供もそうですけど動物もかなりその物差しとして有効です。
いけてない奴はとにかく吠えられたり、襲われる!笑
動物園とかでうんこぶん投げられる奴とかいたよね。
負のオーラを察して、敵認定を野生のカンでされてしまうんですね。
何とも素晴らしい能力。

2013/12/11

隠しgoto

隠し事をしながら生きると少し人生が楽しくなります。
ただし、人を殺したとか、壮絶ないじめを受けていたとかネガティブなものは除いて。
何か一つ、ポジティブな事を身の回りの全員にハイドしながら生活する楽しさってわかりませんか?

例えば実は彼女がいるとか、ある分野では凄い人とかそいういのでいいです。
中二ストーリーによくある、「日中は冴えない学生だけど、夜になると能力者としてそっちの世界では名を馳せている」みたいな感じに憧れるのですよ笑
絶対にバラしてはいけません。
何気なく話していて、ふとした瞬間に「こいつ俺が彼女居るってことしらないんだなー。」と思ってしまうあの瞬間がたまらないです。
もちろん、それがバレた時の長期間、騙し通せた!って感じも好きです。
相手からしたら、堪ったもんじゃないと思いますが笑
友情や回りとの関係をぶっ壊すような隠し事は辞めた方がいいかもしれません。

隠し事というか言って無いだけって方がしっくり来ますね。
只聞かれなかったからいわなかった。というシンプルな言い訳が素晴らしい。
これを徹底するだけでミステリアス人間を気取る事ができますよ。
謎の多い奴に憧れがあるのですよ。

ただ問題なのが、こういう自分ルールを課してしまうと自分の事がナンにも話せなくなってしまうんですね。
雁字搦めで非常に生きづらい日常を送る事になります。
なので隠し事とそうでない事のバランス感覚も重要になってきちゃうんです。
あと、「無い事を有る 」っていっちゃうのもダメです。
それだと只の嘘つき野郎になっちゃって、非常に浅い人間が爆誕するので注意してください。

ちなみに僕はこのブログの存在を知り合いにはひた隠ししています。
まあ、早々バレるもんじゃないってのもあるけど、やっぱり恥ずかしい気持ちが強い。
でもたまにはちょっとバレたい願望のような色気が出ちゃう時もあるけどそれをグッと我慢。
何年後かに「実はあのときこんなブログやってたんだぜ〜」ってさりげなくアピールするのが今のところの夢です笑
それか「このブログすげーおもろいと思ってたんだけど、お前だったのかよ!」みたいなバレ方も理想ですね。
自分で書いててださ過ぎる笑

こんな事考えてる時点で凄い徳の低い人間だと改めて実感。

2013/12/10

師走

もう年末。
この前まで糞暑いと思っていたのにあっという間。
年末のあの雰囲気はかなり好き。

というか冬休みってヤバいよね。
特に小学生の時なんて、テンションの上がりようはハンパ無かった気がする。
だってテレビが見れるから笑
朝起きて、家族と飯食って、「宿題しなさいよー」といいつつ仕事に向かう親を見送った後にはもうこの世の自由を謳歌したもんです。
答えてちょーだいを流し見しつつ、fnnニュースになったら作り置きの昼飯を食べる。(あのおにぎりとか前日のオカズとか詰め合わせてあるめちゃくちゃノスタルジーな奴ね)

飯を食い終えたら、いいともを視聴。
なぜか小学生の頃はいいともを見るのがステータスだと思っていた笑
たまにしか見れないからそういう認識があったんだと思う。

そして年末仕様のごきげんようを見終えてた辺りから、段々、テレビに開き始める。
再放送とか芸能ニュースとかまじで興味なかったので魔の時間、つまり魔境が訪れるのだ。
そういうときには、教育テレビに逃走を図る。
学校早退したり、サボった時と同じように、昼間の教育テレビば非常にエモい。
あの感じはヤバいよね。
特に幼児向けのプログレっぽい番組は非常にレベルが高く満足していた。
大人になってアレを見てもまったく意味が分からないところが凄い。
しかもあの狂ってる感じを大人達が狙って作っていると考えるとさらに感慨深いものがある。
メイキングが見たいものです。

んで夕方ぐらいになるといきなり雪が降り始めてテンションがあがる。
あしたはつもるぞなんて思いながら窓から外を眺め続ける。
テレビからは年末仕様のスペシャルなcmとかが流れてさらに雰囲気マックス。
ああ、書いてて当時の事を思い出す。
非常に堪らない。

もう一度、あの頃に戻りたい。