2013/08/07

西成・あいりん地区

是非大阪観光の際には立ち寄ってもらいたい。
そこだけ異次元が広がり、お手軽発展途上国体験が可能となる。
まさにスラム街というのを体感できるのだ。


まず駅から雰囲気が違う。
最寄りの動物園前駅というネーミングも別の意味で深読みしてしまう笑
また大阪の駅は基本的に汚いのだが、それに加えてココだけ老朽化みたいのが異常なのだ。
ココから始まる大冒険の序章としてワクワク感が止まらなくなる。
また、利用客も皆何故か小汚い笑
これは偏見かもしれない。


そして駅の階段をのぼり、いざ大阪のデトロイトロックシティに上陸。
全体的な小汚さに味がある。
でっかい広告看板があるのだが、
そこには我々の知らない謎の演歌歌手が大スターと言わんばかりに猛プッシュされている。
ピンポイントな「需要」の存在にテンションが上がる事間違いなし。


しばらく大通りを歩く。
異常なチャリ駐輪の多さに焦る。
おそらくおっちゃん達のメインヴィークルなのであろう。 
リヤカーもチラチラと見られ、テンション上がる。

通りには薄汚い飲み屋やでっかいアパートが目立つ。
しかしまだ大通りなので比較的交通量も多く、普通の人の姿も多々見られる。
アパートには必ず「福祉の方、歓迎!」という文字がある。
おそらく生活保護者が利用するのだろう。
「福祉の方」っていうセンスが何か好きです。


そしてしばらく歩くと黄色くド派手なパチンコ屋の様な店が見えて来た。

 「スーパー玉出」

そのネーミングや外観からどう考えてもパチンコ屋にしか思えないのだが、
実は大阪では有名な激安スーパーマーケット。
まじで安いものは安い。結構おすすめである。
ここのスーパー玉出は外から見える窓側にワンカップ大関が山積みされており、
おっちゃんたちのアルコール欲に見事に答えているのが笑える。
マーケティング戦略完璧。


そこから一本小さい道にそれると小さなアーケード街が存在する。
見渡す限りのおっちゃん。
昼間っから飲みまくってたり寝てたりする者が多数見受けられる。
最初は衝撃を受けるが、そのうち慣れてくるのが怖い。
あと路上で変なものも沢山売っている。

食堂やホルモン焼き屋が多数連ねるのだが、価格破壊が凄まじい!
千円もあれば飲んで食べて腹一杯になれてしまう東南アジアのような物価。
RPGの終盤の所持金大量保持主人公の様な気分になれます。


わさわさいるおっちゃんを尻目に裏通りを練り歩く。
簡易宿泊所。いわゆる「ドヤ」が目立つ。
人1人寝れるスペースしかない小さな部屋なのだが、
とても安いので貧乏旅行者におすすめしたい。
しかし、衛生面などにこだわりがある人はムリだろう。
安くて横になれればどこでもいいという方のみ推薦する。


そしてしばらく歩くと目の前には要塞が!
西成警察署のお出ましである。
どうやら暴動の危機がたびたびあるため、
日本で唯一の要塞型警察署の形態をとっているらしい。
なかなかテンション上がる物件です。

またこの地は貧困者向けの宗教や政治、支援活動が盛んで、
街の至る所で謎のNPO団体や政治団体の方々がチラシを配っている。
練り歩く際には是非受け取って読み、暇つぶしにでもするといいだろう。
また、キリスト系の謎宗教の協会も存在する。
やはり最後は神頼みしか無いのかも。


そして自販機の価格破壊っぷりも異常。
デフォで50円〜70円という謎っぷり。
メーカー不明自販機にコカコーラが激安であるなど仕入れ先が不可思議すぎる。
非常に品質面に懐疑的だったので購入は控えてしまった。





そんな感じで衝撃を受けながら歩いていると、目の前に長蛇の列が!
どうやら職業安定所らしく、そこで仕事を貰う列なのだろう。
しかもその列に並ぶのは皆、小汚いおっちゃんばかり。
いろんなおっちゃんが見れて楽しいです笑


また小学校もこの地区のど真ん中に存在しており、厳重なバリゲートが敷かれている。
ここで育った子供達はなかなかタフガイが多そうな気がする。


その他にも三角公園というおっちゃん達の憩いの場も存在。
ここでは集会活動やヒップホップのライブイベントなども開催されており、
まさにあいりんカルチャー発信の場である。
また炊き出しもココで大抵行われているので腹が減ったらココにいけば何とかなる笑
あと賭博も行われているとかナントカ。

まあ、こんな感じで紹介しましたけどまだ全然伝えきれてません。
一度は自分の目で見て、練り歩く価値はマジであります。
アンダーグラウンド地区を目に焼き付けるのもいいし、
日本の貧困の実態とか行政のありかたなどを再認識するのもよし。
おっちゃんたちを観察しにいったり、グルメを味わうのもいいです。

とりあえずカオスでハチャメチャな摩訶不思議体験が出来ます。

飛田新地のレビューもアルヨ→こっち

2013/08/06

カルーアミロと麦茶ハイのポテンシャル

お酒を飲むのが好きなんですが、どうしてコレがないの?ってメニューがあります。
正直結構はやると思っているんですが、どうなんでしょうか。

「カルーアミロ」と「麦茶ハイ」です。

カルーアミロはいわずもがな、
あの伝説の飲み物「ミロ」とカルーアの奇跡のコラボレーション。
小学生の頃に味わったミロの不思議な味と、
大人なアルコールの融合でノスタルジー捗ること間違い無し。
部活後の体育館の自販機を思い出します。

ただ難点なのが、半年に一回ぐらいしか飲みたくならない事ですね。
ミロってたまに猛烈に飲みたくなるけど、一口飲んだら絶対後悔するんだよな笑
懐かしさを味わったあとにはプロテインライクな甘ったるいエセココア味が口の中に広がる。
さすがにあの甘さはこの年でなかなか辛いものがあります。
でも逆にアルコールがあればその関門を突破する可能性だってあるのです。

そして麦茶ハイ。
これは絶対はやるでしょ。
ウーロンハイが存在し、市民権を得ているのに何故コレはダメなのか?
あのコーヒーライクな香ばしさと喉カラカラ時のファーストインパクトは
アルコール抜きなのにビールと双璧をなすのどごしだと思ってます。
コレにアルコールなんて加えた日には、アーサー王にエクスカリバーですよ!
お酒弱い人中心に乾杯時のビールを駆逐する可能性を秘めていると感じます。

酒が美味しい夫が今朝(回文)

2013/08/05

胴上げ論

この世には真に選ばれた者のみが味わえる行為がある。
おそらくされた事が無い者が大多数だろう。
しかし、ほとんどの人間はその行為に加担した事があると思う。
けどされたのは稀にしかない。
大多数は悲しい発生装置として人生を全うする。
選ばれし者のみがされるあるレア行為がある。

それは「胴上げ」である。

胴上げされるということ。
勝利や達成感がマックスに達したときにその思いを爆発させるために人を多数でぶん投げる行為。
やっぱ胴上げされるのは、中心人物だったり功労者だったりする。
しかも胴上げされるのも1イベントに大体1~2人ぐらい。
自分から「胴上げしてほしい!」といって何とかなるものではなく、
集団の誰かの「こいつを胴上げだ!」との号令を元に「選ばれる」必要性があるのです。
また普段地味でその日だけ活躍してもなかなか胴上げされません。
普段から胴上げされる側の人間に居ないと難しいのです。

だから胴上げされるのはクラス三十人居たら、1人か二人なのです。
全人口の3%ぐらいしかこの選ばれし行為を味わえないのですよ。
まさにコレこそリア充の指標ですよ。 

実に味わってみたい感覚である。
おそらくかなりぶん投げられて中を舞う感覚は気持ちいいものだと思う。
しかも、全ての中心なんだぜ?
僕の哲学では、「胴上げされた事と合意のもと中出しした事がある奴は確実に人生充実している」というのがあります笑

僕?
勿論、胴上げする側に決まってんだろ!
胴上げされるなんて言う虚無的な憧れは幻想に過ぎず、小五ぐらいに「そっち側」ではないと気付いてました(哀愁)

2013/08/04

スルパス

年上のおっさんと飲む機会があった。
普段同世代としか飲んでない僕としてはなかなか新鮮なものだった。
正直大人とか結構しっかりしてると思ってたけど、
酒が入るとやっぱ正直になる。

いわゆる普通のおっさんだった。
僕らより長く生きているだけで、中身は馬鹿にする訳ではないが普通の人間。
何ら発想とか考え方が違う訳ではないのだ。
僕はコミュ障ゆえに大人のことを誤解していたかもしれない。

まあ、おっさんはその人しか居なかったのでそれが全てでは無いかもしれない。
でも、そういう凝り固まった思想ってのは良くないと感じる。
もっと美学とか自分ルールのラインからはみ出して、ナチュラルにオープンな発想でないといけないのだ。

だから色んな人と話すってことはなかなか大切な様相。

ちなみにこの文章、飲み会終わりで疲れて家でベロンベロン状態で書いているので消すかもしれない。
もしこの文章が見れた貴方はラッキーだ。
ネット上から消されるという事は証拠は残らない。
僕がシラフになるまでの時限爆弾だ。
だからラッキーなのです。

というか時限爆弾言いたいが故にこの文章書いてます笑