今日見た夢。
舞台はでっかい横断歩道。
確か片道九車線ぐらいあるこの世では考えられない場所だった。
どうやら、信号待ちからのスタートをクルマ達は競っているらしく、
その順位は歩行者達の賭けの対象となっていた。
競技のルールはよくわからなかった。
信号の押しボタンのところがチケット売り場になっていて、そこでコインを投入すれば発券できる仕組みだった。
信号が変わるたびに新たなレースなので、結構ハイペースで競技は進行する。
最初は見ているだけで他の人たちの狂乱を眺めていたが、
そのうち賭けに参加したくなった。
参加したのは最終レースらしく、チケット売り場締め切りまであと数秒。
続々とレースに備える人々が居る中、僕はまだチケットが買えていなかった。
めちゃくちゃ焦る。
とりあえず両替してチケット売り場までダッシュ。
クルマ達はエンジンを空ぶかしし、スタートに備えている。
やばい、間に合わない。
すぐさまコインを投入し、チケットを購入する。
チケットは、公衆電話みたいな数字の書いたボタンを押せば買えるらしい。
どうやら三連単しか無いらしく、上から1、2、3番の順で適当に購入した。
その刹那、すぐさまレーススタート。
競技は一瞬なので、余り面白みはない。
結果は1、0、9番の順番で順当にゴールだった。
ハズレか、と落胆しながら自分のチケットの発券を待つ。
どうやらレース終了後に結果もかねて発券される謎システムらしい。
ビビーッとチケットが機械から吐き出される。
それを見ると自分の選んだ三連単は1、0、9になっていた。
焦っていたので押し間違えたのだろう。
しかし、この押し間違えは夢ならでは笑
当選したので、もちろん賞金がもらえる。
その賞金の欄を見ると、三連単546万3780円だった。
夢の中で震えが止まらなくなった。
大穴的中。ビギナーズラックとはこの事。
興奮を押さえながら、いそいで隣にある引換所へ。
騒ぎになる前に換金して退散するつもりだった。
引き換え中にワクワクしながら待つ。
何をしようか、何を買おうかと。
ワクワクでテンションが上がりきったそのときであった!
目の前には、大量の札束が!
幸せをかみしめるとともに興奮がとまらない!
ヤバい、幸せ!
と有頂天な気分になった瞬間、起床する笑
起きてすべてが夢だと理解した瞬間の絶望っぷりはなかった。
五百万がいきなしパーになってしまったのだから。
でもあのリアルな興奮する感じは堪らなかった。
実際に宝くじ当たったらああいう心理状態になるだろう。
夢の中での素敵体験。
ちょっと惜しい。
浪速のスタローンこと川原社長のセンスは間違っていなかった。
最近マネーの虎の動画見まくってるけどやっぱ面白い。
ああいう番組減ったよなー
虎達も胡散臭いのがいいんだよね。
現に今も当時と同じように残ってるのが、
ヒバムス・がなり・貞廣・歩く百億円くらいかな?
謙虚ライオンとかサイクロプスぐらい目が近い人も終わっちゃったらしい。
なんでんかんでんと南原社長もこの前ネタ扱いでテレビ出てたね。
あと堀Qもついにダメになったらしいですね。
やっぱ飲食系は当たるとでかいけどダメになるのも速いのね。
でもまた這い上がってきそうな感じはあります。
おにぎりおーちゃんと家の購入資金を求めたうどん屋の続報が欲しい。
彼らは元気にやっているのだろうか。
また絵を描いた。
今回は色塗りも挑戦してみたが、全くノウハウがないのでベタ塗り。
絵を描くのは訓練である程度までは必ず上手くなると思うが、
色を塗るのは完全にセンスの世界だと思う。
アレが出来る人は普段の生活から世界の見え方が違うと感じる。
GANTZとかblame!っぽい感じを意識した。
いわゆるSF感。
顔はそこそこ上手くいった気がするが、メカ部分がイマイチ。
サイバーパンク感よりも、工業製品感が出過ぎのような笑
ごちゃごちゃした機械はもうちょっと細かい方がいいかもしれない。
あっさりし過ぎな感じもある。
まあ色塗りがひどいってのもありますが。
正直、色使いもガンツからパクってるけど、なんか違う笑
でも自分の中で思っていたイメージをやっと具現化できたのは嬉しい。
多分中学校の頃からこの顔の後ろに機械ってイメージはあったけど、
なかなか上手く描けなかった。
もうちょい精進しよう。
中学生の頃の話。
近所のブックオフ的な古本屋に行った。
特に目的もなかったが、友達を引き連れて立ち読みしに。
各自しばらく自由に本を物色。
たしかマキバオーを読んでいた覚えがある。
(マキバオーの巻数が後にいく程、古本屋で発見できない率は異常笑)
しばらくすると友達が焦ったように声をかけて来た。
「顔が爆発した人がいる」
最初は「爆発」が不細工な人の比喩だと思っていた。
そんなくだらない事で声をかけてくるなよと思ったがどうやら様子がおかしい。
友達はかなり動揺しており、狼狽していた覚えがある。
どうやら、ホントに顔が爆発した人が居るらしい。
僕はその爆発の意味が良くわかってなかったので、
怖いものみたさにその人を探しにいく事にした。
立ち読みしていた本を置き、しばらく店内をしらみつぶしに探した。
しかし、なかなか爆発人には会う事ができなかった。
ひとえに爆発と言っても、そこらへん歩いていたら気づかないんじゃ無いかと思ったので、
友人に具体的な特徴を聴きに帰った。
曰く、「パッと見たらすぐ分かる。アレは普通じゃない」とのこと 。
正直、自分の中でかなりの期待が膨らんだ。
中学生は一番好奇心旺盛な時だ。
話を聞くにグロ系だと確信していたため、
そういうシーンに遭遇した事無かった僕はかなりワクワクしていた覚えがある。
期待に胸を膨らませながら店内を再び捜索。
キョロキョロしながら角を曲がったそのときであった。
顔が爆発した人が居た。
比喩表現でもなく、本当に爆発していた。
常人の顔の大きさから逸脱した顔のでかさ。
やけどのような汚く膨らんだ肉片。
その人に目がある事は確かだけど、鼻と口は認識できなかった。
格好は普通のおじさんの格好であるが、顔だけ明らかにおかしい。
例えるなら、顔の下半分が蛸のようになっているのだ。
北斗の拳の秘孔をつかれて爆発する直前のような感じ。
人間として認識できないレベルの奇形だった。
エレファントマンを想像してほしい。
奇形故にサーカスに入り、見せ物として生涯を過ごした男である。映画にもなった。
完全にアレのたぐいなのだ。
それを見たとき、体の震えが止まらなかった。
本能的に目をそらすあの感覚は今でも忘れられない。
そのあと恐怖で膝が笑い、涙が止まらなくなった。
完全にショック状態になってしまったのだ。
それがおさまった後、友人に声をかけ店を後にする。
その人に関する感想は一切無かった。
しばし無言のまま、その日は解散した。
差別とかじゃないけど、奇形ってああいう事だと実感できた青き日の思い出。
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こんな感じだった |