やる気が出ない日常。
また土日を家の中で何もせずに過ごしそうになった。
しかしギアは突然入る。
衝動的なものだ。原因は何かは分からない。
ただエネルギーに満ちあふれ何かをしたくなる。
とりあえずシャワーをあびた。
憑き物を落とそうと必死だ。
それから掃除洗濯。部屋の中に充満する嫌な空気を一掃する。
そして今から何をしようか計画を立てている。
とりあえず本でも読もうか、それとも曲でも作ろうか、はたまた旅にでも出ようか。
人間やれば何でも手軽にできるのだ。
そのギアが入った流れを今、突発的に記録中。
また精神が落ちたときに見返して、ギアとなれば。
久々にブックオフにいった。
勿論目的は立ち読み。
まだ見ぬ傑作を探しにいくのだ。
僕は高校のときは部活も入って無く、
友達も居なかったので毎日学校帰りブックオフに直行していた笑
気が済むまでずっとマンがばっか読んでた思い出。
三年間で漫画コーナーの面白いとされている作品のほとんどは読み尽くしたと思う。
おかげで漫画に関しては結構詳しくなれて、それを通じて友人も出来た。
しかし暗黒の青春時代を送ったと言う代償は大きい笑
友人や恋人より漫画を選んだのだ。
そんなこともあり清水国明ばりのブックオフヘビーユーザーを自称している。
とりあえず青年誌コーナーに行き、いろいろ吟味する。
基本的に人気マンガは特集コーナーに移動しているため無い。
パッと目につくのが全国どこのブックオフに行っても定位置にあるおなじみの漫画達。
存在は認知しているが一生読む事は無いあの漫画である。
一体誰が全巻ちゃんと買って売りに来たのか疑問すぎる。
しかし、ブックオフにくるたびにそいつ等を発見すると安心する自分が居る笑
そんなゴミとともに隠れた名作に出会えるのがブックオフの魅力でもある。
知名度が低いけど面白い漫画を見つけに来ているのだ。
特に百円コーナーは掘り出し物が沢山あってアツい。
今回は土田世紀の「同じ月を見ている」を発見した。
土田世紀作品のうち「編集王」は読んだが、
他の作品はいい評判も聞いていながらまだ読めていなかった。
嬉しい出会いである。
基本的にこの人の作品はブックオフには無い。
ファン層がバイブルとしてずっと所持する気持ちがわかる。
そして内容もまさに土田世紀!といった泥臭さ。
熱い気持ちになって立ち読みしていたら隣に誰か来た。
冴えない大学生風の奴だった。
彼も立ち読みするのだろう。
僕は他の人が読んでいる本が気になるタイプだ。
自分の好みの漫画読んでると少し嬉しいし、特に可愛い娘がそれを読んでたりしたら最高。
本を読むのを中断して、そいつが手に取る漫画を観察する。
そいつのセンスが試される緊張の瞬間。
・・・!?
なんとそいつはいわゆるクソ漫画を手に取ったのだ笑
(※ココで言うクソ漫画とは単につまらない漫画ではなく、
ブックオフレギュラーメンバーかつ人んちの本棚にあったら嫌な漫画。
ドカベンプロ野球編とか笑)
しかもそいつは一巻ではなく、途中の方の巻を取り出した。
そしてそのまま楽しそうに読み始めた。
こいつ、既に七巻ぐらいまで読みすすめている!
続きを読めるのが楽しみでここまでやってきたのだ!笑
スゲー悲しい気分になった。
例えるなら評判の良くない激安バイキングで幸せそうに食事をする家族的な笑
哀愁感じまくりですよ。エモ過ぎる。
まあ人の感性なんてそれぞれなんで一概には言えませんよ。
でもあんなに沢山漫画があるのに、あえてそれに行く哀愁。
しかもスゲー楽しそうに読んでる訳よ。
小田和正の言葉にできないが脳内で鳴り響いたね笑
ライブハウスで行われるライブは基本的にオールスタンディングなのは常識。
バンドの音によってはモッシュやダイブが炸裂し、もはや音楽に集中できないこともある。
音楽を肴に暴れ回る場所という認識もあります。
感情の赴くままに体を動かし、エンドルフィンを分泌させる。
僕もそんな空間が結構好きです。
しかし思うのです。
たまには座って観たい!と。
でっかい箱だと二階席とかありますよね。
でもバンドを目の前にして座って観たいんですよ!
バンド側からしたらたまったもんじゃないとおもいますが笑
特にハードコアなどライブでは暴動寸前になるようなジャンルをオールシッティングで観たいですね。
対極にありそうな音楽性ほど良い。
映画館とか劇場のようなところでみんな行儀良く座る。
ルールとしては絶対立っては行けないし、ノリも最小限に押さえる。
オーケストラを見に行く感じでドレスコードも欲しい笑
コレマジで夢ですわ。
現在のenvyとかmogwaiはオールシッティングで格式高い場所でライブできそうだけどね。
やってくんないかなー。
別にライブハウスにパイプ椅子並べてみるのでもいいし。
実験的なコンセプトライブをやってほしいね。
あともう一つ実現したいのが布団持ち込みokライブ笑
みんな寝間着で布団で横になりながらライブを眺める。
寝る前にテレビ観る感じでライブが楽しめちゃう。
当然その後は皆でお泊まり会笑
バンドがインストで子守唄を演奏してくれて熟睡とか激アツ。
タイムスクープハンターを見た。
江戸時代に心中がブームになったらしい。
心中とは男女合意のもと一緒になって自殺すること。
創作においてもかなり流行りとなり、一つの愛の形として美談となっていた。
曾根崎心中とか有名ですよね。
創作作品のジャンルとして栄えたのが幸いしてか、
実際に心中が増えていたらしい。
あまりに増え過ぎたので幕府は心中を禁止し、それにまつわる表現活動も規制した。
なので自然と廃れていった。
自殺がブームなんて凄い流行りですよね。
当人も悲劇的な自分に酔ってしまいやってしまったんでしょうか。
もし創作に影響されたのならば壮絶な中2病だとおもう。
悲劇のヒロインになれるとしてもその代償が死って笑
今で言うX JAPANのやつが死んで後追い自殺みたいな恥ずかしさ。
体を張ったネタ過ぎる。
しかもそれを美談としていた風潮も凄いよな。
創作ならいいけど現実の事件になっちゃったら笑えない。
調べてみると主に年齢を重ねてしまってダメになった遊女とその客の組み合わせがおおかったらしいです。
今で言うソープ嬢と客。
そう考えると当時の闇の部分と言うか無い話でもない。
風俗嬢のメンヘラ率が高いと言われている今の世の中ですが、
江戸時代からそうだった事を裏付けるエピソードですね。
さらに調べると当時の日本には来世思想というのがあったらしいです。
だから今とは死への捉え方が少し違うんだろか。
来世でも一緒になって幸せになろうして死ぬ。
究極の愛的なニュアンス。
その際、男女は赤い糸で互いの手を結ぶらしい。
うーん、美談としては成立しやすいかも。
暗い生い立ちに男女の恋、そして死を持ってエンディング。
いいお話が書けそうです。
自殺国家である現代日本にも通ずるものがある。
自殺は文化。by近松門左衛門